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【備忘録】閑話休題withサマータライ。



 すっかり高知は夏のよう。
 しかし、今年の夏も当然のように暑くなるのでしょう。げんなりしちゃう。僕は暑いのが苦手だし、汗をかくのも好きじゃないから。

 というわけで。
「おとなりさん2」の#6#7と、「超獣ギガ()」の#22を執筆していた、ある日の午後三時。

 このたらいをね、ダソーで買ってきまして。水を張って、ベランダに。アウトドア用のチェアを置いて、写真のように両足を水に浸け、涼を取っております。
「エヴァンゲリオン」にこんなシーンがありました。停電で暑いネルフ本部で(あの物語は、ある大破壊の後、気象条件が狂っていて、常に夏の設定)、しかし、顔色ひとつ変えない碇ゲンドウと冬月コウゾウが、実は足元ではバケツに足をつけているシーン。
「あれやってみよ。涼しいかも」と、突然、たらいを買いに行ってきたのです。

 えーと。
 そうそう、マガジン作っておきながら、まだ、開始していない、音声配信「ビリーのぼっちラジオ。」なんですが、「おとなりさん2」を書き終えるまでお待ちを。きっとやります。

 いまはまだ、期限のある創作大賞向けの作品に集中していたいので、ご勘弁。
 時間のある日に一気に書いてしまえ派ですので、この日は、午前に「おとなりさん」、午後に「超獣ギガ()」みたいに、どかっと書いてます。

 たらいに足を突っ込んで執筆?
 と、訝る向きがあるやもしれませんが、僕は、実は、ほとんどキーボードを使えないので(←ぽんこつ感)iPhone iPadで書いているんです。とてもシンプルな、その名もsimple noteというアプリです。
「どんなアプリで、どんなふうに書いてるの?」という質問をいただいていたので、ここでお答えしておきます。
 正確に文字数をカウントしてくれたら充分。他の機能は使っていません。余計なことに手を出すと迷子になってしまう。見出しから余韻まで、全て文章で表現するべきだと思うので、最低限の機能でいいんです。
 でもね、十年くらい前に、ワードとエクセルと、資格取ってるんですよね。ということは、そのときは、それなりにキーボードを使えたんだと思います。
 試験開始後、たった10分で退席してしまって、他の受験者が「あいつ、もう終わってるやんって、焦りまくった」と、後に言っていて。
 ほんとに、あのときはごめん。
 その上、僕は上位の成績で通過して、慌てた人たちの多くが不合格。稀なくらい低い合格率になってしまったと落胆の講師さん。きっと、僕が、その一因になってしまった。
 見直してわかんないところはわかんないし、90パーセント以上は正答していると思ったから、もう知らん、コーヒーでも飲んで、みんなが終わるのを待っていようと、あっさり退場してしまったんです。
 解答できそうにない問題は考えずにパス。理解できる問題で点数稼ぐ。迷わないし、焦らなくて済む。
 けれど、それ以降、ウィンドウズを使う機会がなくて、タイピングはそのまま出来なくなっていた。これから練習することもないかも。苦手なことがあってもいいと思うから。

 子供のころ、物置で埃をかぶっていた古いワードプロセッサーを引っ張り出してきて、日本語入力を覚えたんです。誰が使っていたのかは知らない。パソコンより早く、日本語入力を覚えたのは、いまになれば良い選択肢じゃなかったのかも。だから、以降もキーボードは苦手なまま。
 とくに、ウィンドウズは、僕が使うと故障してしまうので(原因はさっぱりわからない)、いまの時代、フリック入力があって良かった。
10代の女の子でもこんなに早く打てない」って、笑われるくらいには、フリックは早くなってると思います。
 フリックは、指を移動させる範囲が少ないし、目線の移動も起きないので(←タッチタイピングできない人間らしい発想)、相当に楽なんです。

 こんな備忘録、雑記のようなものは、文字数も考えないし、iPhoneのメモアプリにさくっと、それこそ、暇な時間に。だいたい、2000字くらいを目安に。
 詩のような、1000文字未満のものは、空き時間にメモアプリに書いていたりします。


 小説のような、文字数を考えながら書くものはsimple noteに。
 iPhoneで書いて、iPad(キーボードつけてるけど閉じてフリック)で改行など、全体のバランスを見直しておく、くらいです。
 こういう、自分に苦手な項目は、技術の恩恵を受ければいいと思ってて。
 逆に、AIみたいなものは、思考の訓練を妨げそうなので、いまのところ、使ってみようとは思っていません。

 今後は。
 えと、「おとなりさん2」の全十話と、ひょっとしたら、特別編を書くかもしれない。この物語の主要人物は、いまのところ未発表の、ある長編小説の主要人物たちなんです。
 なので、最初から、スピンオフ的なもの、アフター、後日譚になっています。noteの「創作大賞」に合わせて、その規定や部門に応じて、少しアレンジしているんですが。
 また、「超獣ギガ()」も、やはり、創作大賞にエントリーしていますので、規定に合わせて、第25話をもって「第一期完結」とし、いずれ、二期を開始するつもりです。肝心な文字数は、どちらも規定に達しているし、上回らないようにしています。上回る前に終えておく、というのも、一つの手かも。
「超獣ギガ()」に関しては、とりあえず、全体像を示唆して、第一部の終わりというかたちになりそうです。
 本格的な夏になる前にやるべきことを終え、夏の間は「果報は寝て待て」的に、ゆるいものをやっていようかと目論んでおります。
 そんなところでしょうか。
 それでは、また。ビリーでした。

photograph and words by billy.

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