先日、あるレストランで見かけた食用コオロギ。虫嫌いの子どもがとても嫌がってましたが、このコオロギが大変なことになっていました!
内閣府の「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」という大それた目標にコオロギが代表選手になっていました!
農作物や食品の廃棄物を食べて、有用な動物性タンパク質になるというのがコオロギやミズアブの幼虫だそうです。しかも安全で優良形質をもつ昆虫としてあげられています。
この昆虫を用いて、資源循環型の省エネルギーな昆虫生産システムを開発し、さらに、極限環境や宇宙空間でも完全循環閉鎖型の食料生産プラットフォームを構築することをもくろんでいるようです。
ちなみにアメリカミズアブの幼虫を粉末にしたものは養殖魚の餌として魚粉を100%代替できることが実証されています。また採卵鶏へエサとして与えても、鶏卵の食味を損なうことなく殻の強度が増すメリットがあったようです。いろんな研究がなされているものですね。