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はじめまして、新見本工場です。

はじめまして、新見本工場と申します。

日本一の毛織物産地「尾州-びしゅう-」の工場で生地や服を作り、直接販売している洋服店です。

お野菜でもお魚でも、産地の市場で買うのが一番安くて美味しいのは、誰もがきっと知っているはず。では、服はどうやって買う?

実は、服にも産地があるんです。

デニムにタオル、靴下にセーター…。素材やアイテムごとにそれぞれ得意とする産地が日本各地にある中で、愛知県一宮市を中心とする「尾州産地」は、毛織物つまり「ウール」の生地や服作りを得意とする一大繊維産地です。

そんな尾州で作る服を尾州の中で買える洋服店としてオープンしたのが、新見本工場です。

ノコギリ屋根の工場内にお店を構えています

創業128年の老舗工場、木玉毛織さんの工場の一角に構えた店内に並ぶのは、尾州の熟練の職人さんたちと共に作る、生地にとことんこだわった洋服たち。暖かいウールコートを始め、夏に涼しく着れるサマーウールのTシャツ、高級メリノウールで作るスーツ生地を使用したセットアップ、リサイクルウール生地「毛七」のシャツやブルゾンなどなど種類豊富に揃っています。

商品の8割以上は「ウール」素材の服
既製服だけでなく、生地を選べるセミオーダーの服もあり〼

新見本工場が掲げるコンセプトは、「産地に行って、服を買う」。

工場や職人さんを目の当たりにしてほしい。尾州の服を尾州で買う楽しさを感じてほしい。そんな想いだからこそ、現役で稼働している工場の中という、まさに産地を感じていただける場所にお店を構えているのです。一般的なショップのように人通りの多い街中にある訳ではないため、知っている人だけしか辿り着けない洋服店ですが、それでも「尾州に行ってみたい」「尾州の服を着てみたい」という方が少しずつ増え、今では全国各地からもお客さん達が尾州の服をわざわざ買いに来てくださるようになりました。
  

そんな新見本工場では、「新見本工場通信」という紙の通信を毎月発行しており、毎号テーマを決め、自分たちが作る服のことやウール繊維の機能のこと、職人さんへのインタビューやウール服のお洗濯方法などをまとめています。

人気号の「『夏こそウール』の理由」特集

これまでは店頭でのみお配りしていた新見本工場通信。より多くの方にお読みいただけるように今後はこちらのnoteでも公開していきます。知ることでもっと服が楽しめる、そんな内容がぎゅっと詰まった通信ですので、是非お読みいただけると嬉しいです。

さて、自己紹介はこんなところで。
これからの投稿も楽しみにしていただけると嬉しいです。
何卒よろしくお願いいたします。

本投稿は、新見本工場デザイナーの寺山がお届けしました。


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