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優しい辛みと風味がおいしい新しょうが

ピリリと辛い普通のひね(土)しょうがはすりおろしたり、みじん切りにして炒め物に入れたりと料理に欠かせない薬味です。ひねしょうがは、収穫して一定期間貯蔵してから出荷するのですが、それに対して若いしょうがを収穫してからすぐに出荷するのが、新しょうが。和歌山は高知の次にしょうがの生産高は多く、特に新しょうの生産が盛んです。

新しょうがは白い根の根元、茎の付け根が赤く可愛らしいのが特徴。やわらかい砂地の土壌を生かした栽培のため、成長するときにストレスがないので繊維が少なく表面が美しい。甘酢漬けのほか、紅しょうがやはじかみ、ジンジャエールなどにも使えます。

収穫のピークは7月からですが、11月頃まで出荷するそうです。

甘酢漬けの素も売っているので、自家製しょうがの甘酢漬けを作ってみるにもいいでしょう。ひねしょうがと違い、優しい辛みと風味が美味ですよ。

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収穫は気温が高い日中。細く長い茎がびっしりと並ぶハウスの畑を端から掘り出していくのは、大変なことでしょう。びっしりと並んだしょうが。赤い茎元が可愛らしい。

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