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青い海に映えるハマナスの花

♪知床の岬にハマナスの咲く頃〜〜

この歌によってハマナスの花が有名になったと言われる懐かしい歌です。

ハマナスはバラ科の仲間で、5月〜8月に紅紫色の花を咲かせ、秋には赤い実を付けます。この赤い実が、ナシやナスに似ているので、「浜梨」「浜茄子」と呼ばれるようになったとか。

東アジアでも見られますが、日本では北海道から東日本など日本海側の海岸の砂地に多く自生しているそうです。1~1.5mほどの背丈になり、豊かな香りを漂わせることが特徴。花はビタミンCが豊富で、美肌や美白効果が期待でき、抗酸化作用もあるので、成人病の予防になるようです。実は「ローズヒップ」と呼ばれて、ジャムや果実酒、お茶に使われます。食物繊維が豊富なので腸の働きを活発にしてくれます。

この写真のハマナスを見つけたのは青森県の下北半島。海沿いに車を走らせていたら、真っ青な海に紅紫色の鮮やかな花が咲いていたので、思わず写真を撮りました。ハマナスは北海道の花に指定されているというのですが、南とは違い、夏でも寒さを感じる北海道や北の海で、この鮮やかな花を見ると、パッと明るくなることでしょう。。

それにしてもローズヒップがハマナスと同じだということ、知っていましたか?何はともあれ、今日はローズヒップでお茶にしますか!


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