見出し画像

スイスの税金 2019 年

今年も確定申告が終わったので「スイスの税金 2018 年」に引き続き、スイスに引っ越してからの収入と税額の推移を見てみる。

2019年は引っ越してから3年経っているので、アメリカでもらった RSU のVesting (会社株のボーナスを4年で分割してもらう制度)が終わりに近づき、純粋にスイスで雇用されたときの収入、税額にかなり近い状態となっている。

結果がこちら。
2013年の収入、税額を100%としてその後収入、税額がどう変化したかをグラフにしています(左側:収入、右側:税額)。

画像1

収入が2016年をピークに毎年下がってきて残念な感じではあるけれど、2016年の夏までは夫婦共働きだった事を考えれば収入の減少はしかたない。

シングルインカムでも健闘していた2017年、2018年は、アメリカでもらった株ボーナスのおかげ。アメリカではハイテク企業の人材獲得競争が激しいので、スイスと比べて収入の中の株ボーナスの比率が高い。4年にわたって付与される株ボーナスは毎年30%とかの割合で株価が上がっていたので、株ボーナス比率が高いほうが受け取り時の収入が大きくなる。

グラフではわからないけれど、給与収入がピークだった2016年と比べて収入と税額の減少分はほぼ同じで、税引き後に手元に残るお金は変わらない。アメリカはほんと税金が高かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?