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BITE POWER PUSH !!!! 【22年7月/その①】

このコーナーはBITE編集部オススメの公演に編集部独自のひと工夫をちょい足しして紹介しよう! という実験的な試みです。

基本的なルール(&企画意図)は↓コチラ↓を参照して下さい。

願わくば、皆さまの観劇ライフに新たな1ページが加わりますよう!!


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DULL-COLORED POP『岸田國士戦争劇集』2022/7/5〜19◎アトリエ春風舎

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#岸田國士(P×2)が手掛けた#戦争劇(P×2)を大きく取り上げる#DULL-COLORED POP(P×3)の本公演。#『動員挿話』など比較的上演機会の多い戯曲をはじめ、#ラジオドラマ(P×1)を含めた複数話を、上演あるいはオンライン公開する。僕がこの企画から強く感じるのは、岸田國士の戦争劇を、極力#丁寧に、かつ#多角的(P×2)に提示しようとする姿勢。#キャスト(P×2)のチーム分け、公演パンフレット、#作品解説講座(P×1)、等々、多彩なアイディアを用い、劇団がフル活動してひとつの公演を創りあげている印象を受ける。#谷賢一(P×5)を中心とした劇団の#総合力(P×3)。この公演、そして、この劇団。どちらも非常に魅力的。[園田]

▲ BITE編集部による期待値/合計 21 P ▲


青年団リンク やしゃご『きゃんと、すたんどみー、なう。』2022/7/7〜17◎東京芸術劇場 シアターイースト

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#あらすじ(P×2)には「関東近郊に住む、#知的障がい(P×2)を持つ長女を含めた#三姉妹(P×3)家族の物語」という趣旨の記載がある。パッと見で入り組んだ#ドラマ(P×1)を連想するが、同時に、テーマの繊細さや#家族(P×3)関係の#機微など、様々な視座も想像できる。初演は2017年、今回が5年振りの再演となり、コロナ禍が作品世界へどう影響したか? も興味深い。この団体に限らず、コロナ禍以前の戯曲を再演する際、作品が変容するケースをよく見かける。#青年団リンク#芸劇eyes(P×1)、#方言#地域(P×2)など、目を引くキーワードも多く、個性派・実力派が揃う#キャスティング(P×3)にも注目したい。[園田]

▲ BITE編集部による期待値/合計 17 P ▲


マームとジプシー『cocoon』2022/7/9〜17◎東京芸術劇場 プレイハウス 他、全9都市ツアー

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#今日マチ子(P×2)の#原作(P×2)漫画を#藤田貴大(P×4)が舞台化した『cocoon』。#沖縄戦に動員された#少女たちの物語は、2013年初演、2015年再演を経て、今年で3度目の上演を迎える。藤田は今春、沖縄をモチーフにした新作#『Light house』を手掛けており、その劇中では『cocoon』に通じる世界観も垣間見えた。演劇作家・藤田の沖縄にまつわる#問題意識(P×2)が#過去から#現在(P×2)へと繋がり、より#同時代性(P×4)を感じられる上演になるのでは。#音楽(P×2)を担当する#原田郁子(P×2)や出演俳優の#キャスティング(P×1)など、楽しみな要素も多い。何より、2022年版に#アップデートされた新しい『cocoon』が観られることを、心から楽しみにしている。[園田]

▲ BITE編集部による期待値/合計 21 P ▲


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編集長の園田は、このコーナーを試験的に捉えています。より良い【編集部オススメの公演情報コーナー】にするべく、今後の改良なども視野に入れておりますので、宜しければお付き合いください。

[文]園田喬し

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