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10.6 ヒートアップ道場マッチが人生だった話

10.6ヒートアップ道場マッチで見た大谷譲二vs翔太が素晴らしかったというお話です。

この日は大谷譲二プロデュース道場マッチ。譲二くん自ら翔太さんとのシングルマッチを望んだというのが翔太&ガッツワールドファンとしては何よりも嬉しかった。
前説で「翔太さんは教えるのが上手。相手の偏差値に合わせて指導できる人」と話していたのが印象的だった。イメージ通りすぎる。

それはそれはもう素晴らしい試合だった。10分過ぎたあたりから流れを変えた翔太さんの組み立て方が凄いとかどこからでも入れるシャープシューターの美しさとか低い天井を気にしつつ飛んだフロッグスプラッシュとか、譲二くんのチョップ1発の破壊力とか技の切り返しがとても上手だなとか相変わらずエルボーが強いとか、まあつまりは素晴らしい試合だった。
その理由は2人が歩んできた背景にあるんだなあと、学プロのことや西調布のことなどわたしが知らない過去までも味わえた気がした。弥武さんと田村さんがいて、小さいリングで、知り得ない西調布の思い出に触れられた気がした。
ヒートアップに所属してからの譲二くんのことも正直詳しくは知らなかった。
今までは譲二くんの試合を見る度にダイスケさんを投影して勝手に泣きそうになっていたけど、譲二くんは譲二くんとして強くなり愛されているということもわかった。
割れんばかりの譲二コールには正直ビビったけれど、譲二くんがヒートアップで培ってきたものなんだろうなあと思うと暖かい気持ちになった。
試合後のマイクもよかった。翔太さんは現在・過去・未来のことをそれぞれ同じ熱量で同じ説得力を持って話せる希有な人だ。だから翔太さんを見ていたらずっとプロレス好きでいられる気がしている。
翔太さんと譲二くんと2人を形成するプロレスの全てに感謝したくなるような素晴らしい試合だった。

まとめると最後の雁之助クラッチめちゃくちゃ痺れたねってことです。ありがとうございました。


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