前提として、私はチャーリーとチョコレート工場は見たが原作は読んでない。

例えるなら、シン・ゴジラとゴジラ-1.0の関係性と似てる。両作ともベクトルが違うが数値の高さは同等、もしくは後続は有利だからやや上回るか？

作品のクオリティに対して期待ほど話題にならなかったのはおそらく…
・ミュージカルを見慣れてないとノリがわかりづらい
・黒人の女の子をヒロインにした事に違和感を感じる層が少なからず居る(リトルマーメイドの過剰なバッシングからそう思わざるをえない)
・ジョークが英語圏向け、例えばチョコレート中毒者(chocoholic)に馴染みがない
・アクションがない
あたりか？

どれも私にはプラスにしかならんがね！
あと原作を読んでないとわかりづらいという意見もあるが私は全く問題なかった。

画面は全体を通して、奇抜なんだけど上品なお洒落さで、モチーフの一つ一つを大事にしているのがわかる。チョコの種類やウンパルンパやキリンの扱いも丁寧だ。
脚本も細部まで考えられていて、冒頭の伏線回収もわかりやすくて、気分が良くなった。
登場人物はやや多い気がしたけど、とっ散らかる事なくそれぞれにうまく見せ場がある。
特にもう好きで仕方なかったのがウォンカと少女の関係性。どちらかが凹むとしっかり支えるとこがトキメキ過ぎて泣いた。

あとティモシーの歌声は天性の良さ！レイニーデイ・イン・ニューヨークでも感じたけど、ナチュラルにハートを捕まれるね。技術的に上手いとかじゃなく、声質がまさにチョコレートみたいな甘さと中毒性ある。

この映画、昨年の夏くらいからずーっと楽しみにしてて、コラボピアスを発売日(上映開始日の一週間も前…)に新宿高島屋へ買いに行く程楽しみだったのにあまり良い評価が流れて来なかったんで年末年始の予定を優先して見るタイミング逸してた、翔んだ阿呆でした。
自分の好きなもんは自分が一番わかってるんだから自分の直感を信じような？
ギリギリ映画館で観れただけまだ良かったよ。

ちなみにコラボピアスはこれ。
小さくてぼやけるわwリンクみて。
あまりにかわいくてほぼ毎日つけてたんだが、やーっと報われたよ。
https://shop.q-pot.jp/c/gr113/gr100/6711003DBR