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Sailing Before The Windの11年間を辿る【メンバー変遷】

結成から今に至るまでを、全て見てきた人間が自分しかいないので、書き残すことにしました。普通に長いです。好きな人だけが読んでくれれば大丈夫です。


2011

ボーカル:kneeya
ギター:matha
ベース:Bitoku

2011年、3人で結成。もともとは、kneeyaとmatha達がデスコアバンドを立ち上げていて。自分がベースとして合流。ただそのバンドは空中分解。

残った3人で「どうする?」となり、試しに僕が曲を作ってみた。kneeya君達から良い反応をもらえたので、そのまま続けることに。

……記憶が怪しいのですが、ザックリこんな流れだったはず。


で、3人のまま最初の音源『Horizon』をリリース。2曲入り。なぜかメンバーが5人集まるのを待たなかった、w(理由忘れました)。

初代ギタリストになる孝哉から「Myspaceで曲を聴きました、メン募の件お伺いしたいです」と連絡が来て、合流したのもこの頃。


2012-2013

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ボーカル:kneeya
ギター:孝哉
ギター:hitomi
ベース:Bitoku
ドラム:sHiN

孝哉が加入した直後、mathaが海外に行くことになり離脱。再度メン募。

孝哉の知り合いだったhitomiさんと、僕が以前別のバンドで知り合ったsHiN君が加入。ようやく5人が揃う。

でもライブはまだやらないまま、続く音源『A Ray of Light』をリリース。当時はアメリカのメタルコアバンドGoodbye Nevaehとのスプリットとしてリリースしました。今は単独作品(ジャケを変えた状態)として、Bandcampで聴けます。

ちなみにGoodbye Nevaehの音源は、Atrium Audioでレコーディングされてました。今でこそAugust Burns Redが使っているレコーディングスタジオとして有名ですが、当時はまだ、周りに意味が伝わらなかった気がします……。


音源先行で少しばかり認知度を上げた後、ようやく初ライブへ。RNR TOURSのボス、ワッキーには、この頃かなり助けてもらっていました。ブッキング、ドライバー、インタビューなど。

同時期に『Judgement』発表。この作品が、人生変えてくれました。今でも変えてくれています。

2013年1月にhitomiさんとsHiN君が脱退。再びメン募。



2013-2014

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ボーカル:kneeya
ギター:孝哉
ギター:Yuki
ベース:Bitoku
ドラム:yoshito

その後Yukiとyoshitoが加入。横浜/名古屋/秋田/京都/仙台など、東京以外にちょくちょく行き始めたのもこの頃。

しかし年末にYukiとyoshitoが脱退。Yukiはその後、MirrorsやPromptsを渡り歩いた末、結局今はAlphoenixで一緒にやってます。面白い。



2014

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ボーカル:kneeya
ギター:孝哉
ギター:hiroaki
ベース:Bitoku
ドラム:daichi

daichi君とhiroakiさんが加入。キバオブアキバに誘っていただいて、初めてTSUTAYA O-WESTでライブ。明らかにステップアップした会場だったので、鮮明に覚えている。

そして9月、自分以外の4人が抜けることに。抜けるのは決まったけどkneeya君と孝哉とは少し先までプレイすることに。


2014

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ここからはオリジナルメンバー3人+サポート2人編成。欠けた分の正規メンバーを入れず、サポートメンバーの力を借りる。

ボーカル:kneeya
ギター:孝哉
ギター:Katsunori
ベース:Bitoku
ドラム:Haruki

ドラムにHaruki (Dead Horse Paint)、ギターにKatsunori (CYCLAMEN)という編成に。このラインナップは約2ヶ月程度だったかな。

サポートギターは、Starless Set FatalityのAkishun君に弾いてもらった日もあります。時期はちょい違いましたが、Obelisksのyuya君に弾いてもらったときもあった。

ギター1本の、4人でライブした日もあり。脱退云々あっても、とにかく一度受けたライブは意地でも出演するようにした。

2014年12月にkneeyaと孝哉のラストライブ。ここで「バンド」としては一区切り。いわゆる「オフィシャルメンバー」はもう募集しないことを決める。




2015-2016

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ボーカル:Ryoichi
ギター:Kosuke
ギター:Daisuke
ベース:Bitoku
ドラム:Haruki

1人きりになったとはいえ、サポートドラムのHarukiはそのままバンドに残ってくれたので、残り3パートを探すことに。

知り合いの人脈からRyoichi、Kosuke、Daisukeの3人に声をかける。RyoichiはLeave All Behind、DaisukeはDayfalls.、Kosukeも前のバンドで対バンしたことあったはず。

ここでドラムいなかったらさすがに詰んでいた気がするので、ただただハルキチに感謝。彼のポジティブバイブスが、他のメンバーに与えた影響は凄まじい。彼の功績はデカいです。

ってわけで「自分+ツアーメンバー4人」システムが始まる。とはいえ音源でも歌ったり弾いたりしてもらっているので、当てはまる言葉のない仕組み。Harukiにも『Sanctuary』のドラムフレーズチェックしてもらったりしたし。


この編成に至った根本的な思考として、バンド活動における「音楽外」の部分は、自分一人がやれば良いかなと。

「レンタカーを予約する」「宿をとる」「告知」「デザイン手配」「SNS管理」「メールを送る/返す」……なんだか色々あるけど、まぁ一人でやる。

そしたら他の4人は、シンプルに音楽(ライブ)に全力を出せる。少なくとも「バンドにかける時間」のうち、「音楽以外の時間」の割合をかなり少なくできるはず。

(といいつつ庶務を頼んだり助けてもらう場面は多々あり……🙇)




2016-2018

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ボーカル:Ryoichi
ギター:Kosuke
ギター:Daisuke
ベース:Bitoku
ドラム:Hiroki

Harukiがバンドから退いた後、この時期ホント数多くのドラマーに助けてもらいました。Taisei君(後に「Story of Hope」へ加入)、響君(その後、摩天楼オペラへ加入)、Kohey君(From the Abyss)、taiju君(Falling Asleep)などなど。

あとサポートボーカルで一度、ex-RegionのKazuma君に救ってもらったこともあります。

サポートギターでex-Beyond Her WordsのKairi君が度々助けてくれたこともありました。

ちなみにHiroki(C-GATE)がメインで叩いてくれることになったのは2016年6月から。



2019-2020

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ボーカル:Ryoichi
ギター:Kosuke
ギター:Daisuke
ベース:Bitoku
ドラム:Hiroki

編成変わらないまま、ひたすらライブ。『Revised Standards』時代へ突入。初期のオリジナルメンバー期間を超え、バンド史上もっとも長く続いた編成。


とにかく「バンドを存続させること」に必死な時期を経て、この頃からようやくホントに僅かだけど、どうにか余裕が出てきた。ドラムアレンジを頼んだり、レコーディング一緒にやったり。

自分は、人に任せるスキルが異常に低いので、一歩ずつな歩みですが。



2021

無題 (1)

ボーカル:Ryoichi
ギター:Kosuke
ギター:Daisuke
ベース:Bitoku
ドラム:Hiroki

迎えた結成10周年。ライブ活動と並行して、再録EP『Immemorial』をリリース。再録は、喉につっかえた魚の骨のように、ずーっと「どうにかせねば」と思っていたこと。ようやくやれて良かった。




2022-

ボーカル:Ryoichi
ギター:Kosuke
ベース:Bitoku
ドラム:Hiroki

まずは年始の挨拶、Clayton King (So It Begins) をfeatしたシングル"Illuminator"をリリース。最高のゲストギターソロ。


続く3月にも新シングル"One Step Over"を投下。The UnguidedのJonathan Thorpenbergが、ゲストギターソロとサウンドエンジニアで参加してくれました。YouTubeがなぜかバズって22万回再生超え :)



しかしながら2022年3月で、ギターのDaisukeが脱退。約7年間ほど続いた最長ラインナップはここで終焉。お疲れ様でした、今までありがとう。


活休でも解散でもありませんが、ライブができなくなったのは事実。しかし、歩みを止めるわけにはいかない。


というわけで更なるニューシングル"Neo Chronicle"をリリース。ゲストボーカルで、イタリアからJei Doublerice (Despite Exile) が参加してくれました。



ライブの方は、後任を探しつつどうにかやっていこう、ってわけで。

2022年10月22日、バンド史上初のワンマンやります。
今年はもうこの1本しかライブやらないので、来る一択。

チケットはこちらから
https://t.livepocket.jp/e/sbtw-one-man


……ぶっちゃけここまでメンバーラインナップが変動しているバンドは、珍しいと思います。全てはリーダーである自分のせいなので、シンプルに実力不足。とはいえ、どうにか続けてきたのもまた事実です。

ここで折れてしまったら、数多くの、尽力してくれたメンバーに示しがつかない。応援してくれた方達に、示しがつかない。

何よりまず僕自身が、「こんなとこで終わってたまるか」と思っているわけで。この11年間、一体何度、絶望の底からはい上がったことか。

10月22日のライブはもちろん、今後のさらなる新曲をお楽しみに。

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