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7/11初台WALL + プログレッシブ・ロック

Of Virtueの来日公演初日。雨の中来てくれたみなさんと、誘ってくれたRNRありがとうございました。

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Of Virtueを知ったのは、彼らがMisery Signals直系スタイルでやっていた頃。聴くだけじゃなくて、その後マーチを輸入したこともあります。

その時期に比べると、新譜は「かなりモダンになったな~」という印象。俗に言う"音楽性の変化"、"路線変更"ってやつですね。

とはいえ、サウンドプロダクションと楽曲の親和性はかなり高く(さすがJosh Schroeder!)、個人的にはかなり上がった1枚です。

"Thanks for Nothing"なんて、「え、DOPEのカバー?」と一瞬錯乱しかけました(しかも、なぜか曲調までDOPEっぽくてカッコイイ)。

ライブではその新譜からプレイしていて、同期トラックのハイクオリティさも楽しめました。……このままいくと20,000字くらい書いちゃいそうなので、OVの話はここまでにしときます。


セットリスト

配信リリース明けのEastern Dividers。この曲は、SBTWの歴史をギュっと凝縮したような仕上がりになってます。Judgementのポリリズムブレイクダウン+Sanctuaryのライトな質感、そこに現在進行形の"ライブ感"をちゃんとかけ合わせることができた。

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セッティング

弦:WARWICK / RED LABEL / 5弦用45-135/ ステンレス弦
ピック:Ibanez / ELASTOMER

前回、そして前々回に続きステンレス弦。音に不満はないですが、やはり死に弦の混入率が高すぎる…。今回は1本、3弦が死んでました。

どちらが良いか決めるべくニッケルとステンレスを購入したのですが、現状はニッケル一択ですね。しかしそろそろ手持ちの在庫が。。

サウンドハウスには問合せたところ「メーカー在庫切れのため未定」との回答。ストックが切れる前に再入荷されることを望みます、、。


エフェクターボード

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アンプ

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前回とほぼ同じです。ではなぜ、同じようなセッティングを載せているのか。"本当"を知りたい人に向けて発信しているからです。

たとえば変な話、一度のライブだけなら、ちょっと取り繕うのもできちゃう。あえて極端なセッティングにしたり、そのとき限りの機材を使ったり。

そういうのではなくて、
自分が音作りnoteで解説していることは、"本当に"毎回やっていることなんです。その裏付けとして載せています。


🌠プログレッシブ・ロック

昨日一緒に出演していたThe Skies Aboveのメンバーと話していたら、たまたまKing Crimsonの話題に。もちろんリアルタイム世代ではないですが、「そういえば昔(ややこしい)聴いてたな~」と思い出す。

まずバンド名がかっこよくて惹かれる、という単純っぷり(たしか中学生だったので、"クリムゾン"みたいな単語に弱い)。

アルバムはRedから入りました。独特の陰鬱とした雰囲気と、耳から全身に纏わりつく危険な香りに、興奮と共に恐怖を感じつつ聴いていた覚えがあります。

なぜRedからなのかというと、それよりも前にYESのClose to the Edgeを買っていて、ドラムのビル・ブルーフォード*つながりでクリムゾンに興味がわいたからです。

※Wikiによると、自分がライナーなどで見てきた"ブラッフォード"表記は間違いだったらしい。アーチ・エネミーとアーク・エネミ―みたいな話…。

あの辺りのプログレバンドって、メンバーの相関図が超複雑なんですよね。何のCDだったか、そのファミリーツリー表が入っていて、「徳川の家系図ですか?」と突っ込みを入れたくなる絵面でした。

Redを聴いたあとは、そんなメンバー相関図に好奇心をくすぐられ、プログレという名のトンネルを探索することに。

Renaissance(Prologueは衝撃)、Armageddon(ARCH ENEMYの方ではない)、CamelそしてGuru Guru(なぜか置いていた地元の図書館、センス∞)などへ手を伸ばしたものの、全く底が見えない。たとえるなら、トンネルをシャベル3回分ほど削ったところで、早くも探索を断念。

その後HR/HMというトンネルを掘りはじめたところ、掘り進めるあまり引き返せなくなり、二度と地上へ帰ってくることはなかったわけですが、それはまた別のお話…。



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