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Revised Standards Tourを終えて

7都市7公演、連日連夜のツアー無事終了。来てくれた皆さん本当にありがとう。大きなトラブルや事故もなく、帰還することが出来て良かった。これは当たり前のことではなく、RNR&ツアークルー(ヘッダー📸:ayo kajino)と、各会場スタッフさんのおかげです。

ツアーを1日ずつ振り返って、当日の様子や感じたことを書きました。

初日:6/2(日)岡山IMAGE

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6/1(土)渋谷GARRETでThe Last Novemberのレコ発企画に出演後、そのまま岡山へ出発。若干の弾丸行程につき、早くもツアー3日目くらいの気持ちに笑。

・リハーサル
リハはSBTWから。ISOTOPESも会場に到着していたので、「挨拶代わりに一発衝撃与えておくか」という趣旨も含み、まずIntroをプレイ。案の定、笑顔が見れました。

自分達のリハを終えた後は、ISOTOPESのリハをチェック。ベースのDanielは"LINE6 POD(ラックタイプ)+Darkglassのヘッド"で、バキバキめなベースサウンドを披露。この規模の外タレベーシストがラックを持ってくるのは珍しい。

ちなみに彼は"Newtone Strings"というイギリス発の弦を使っていて、それが独特のプレゼンス感に影響していたのかも。

その後、Lenzノブヤ君のオススメで食堂やまとへ。美味しいラーメンを食べた日は、良いライブが出来ます。ありがとうノブヤ君。彼には岡山行く度お世話になってます。

・ライブ
IMAGEはステージ広い&天井高い、で僕らのようなバンドにとっては最高の環境。そして新曲はここで正真正銘の初披露。この日見てくれた人、最強に運が良い。

初めて岡山へ行った時や、前回の倉敷に来てくれていたお客さんがいて本当に嬉しかった。その線をさらに長く引くために、今回新譜をこの場所からリリースしました。ありがとう。

2日目:6/3(月)高松TOONICE

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チェックアウト前に1人で軽く美観地区を観光。ツアーはどうしても集団で行動する時間が増えるので、意識的に1人の時間を設けるようにしてます。無意識下でのリフレッシュは大事。

・リハーサル
昨日の岡山に続き、PAさんから「ベースドロップを鳴らすパートを確認したい」との要請を受ける。リハを終えて、明日以降のリハでの確認事項を軽く調整。

時間帯のせいか飲食店がことごとく営業していなかったため、昼食を求め体感3万時間ほど歩くことに。消去法で絞った店に行ったものの、全員無言で店を後に…笑。

・ライブ
天井もステージも前日より狭い場所でしたが、曲をしっかり届けることを念頭に置いていたので、演奏に集中。まだまだ探求中の身ではありますが、演奏とステージングのバランス(取捨選択)は経験でしかつかめないものがあります。ちなみに翌日動画を見返したら、個人的に「ここは合わせてくれたら助かる」パートを照明さんが合わせてくれていて、上がりました。

ライブには、3年前初めてSBTWを香川に呼んでくれたDAY BEFORE YESTERDAYのTakahiro君が来てくれました。平日ということもあり、他のメンバーは多忙とのこと、無念。とはいえ、バンドから1人でも来てくれたことがありがたいですね。あの日がなければ、今回ツアー先として選ばなかったのでSBTWとしてかなり恩義を感じています。

あと、TesseracTのTシャツを着たお客さんが物販にも寄ってくれて、最高。SBTWの音楽が、そういう感性の人に伝わっていること、大きな安堵感がありました。昔マーチコネクションでTesseracTのパーカー輸入したなー。

徳島や姫路など、香川の近く(近くではないけど)から来てくれた方もありがとう。いつかそこへも行けるよう頑張ります。

3日目:6/4(火)福岡graf

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待ちに待った、そして待ちに待たせた福岡公演。

・リハーサル
個人的にも初めて来た箱だったので、外音も聴きに。箱の構造も踏まえ"ベストショウが起きやすい場所だな"、という印象。

リハを終えてメンバー皆をひらおへ連行。とにかく一度は食べた方が良いと思うので、行き先を告げるでもなく向かいました。ごめん笑。

安定の美味しさを体感後、ライブスタート。Porfidioは新曲出したばかりだったので、しっかり予習してきました。やはりバンドをバンドの地元で見るのは良いね。リョースケ君いつも連絡ありがとう😇、また東京でもどこでもやりましょう。

そしてPaleduskのライブ。今まで相当な回数見てきたけど、この日が一番楽しかった(…冷やかし5%くらい入ってます)。

・ライブ
もう何年前だろう、通販で、初めて福岡からオーダーが来た日のこと。まだSanctuaryも出てなかったと思う。それは確実に自分のモチベーションになって、今日までバンドを続ける原動力になってきた。

福岡、本当にありがとう。"有音"と"無音"どちらも届けることが出来て良かった。レスポンスに、"すんごい"感動しました。2019年6月4日をまた原動力に、やっていきます。やっていけます。

4日目:6/6(木)心斎橋CLAPPER

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オフ日(移動日)を1日挟んで大阪公演。

まず箱の隣にあるバーガーキングが閉店していて驚き。どこの世界も続けることは大変。

・リハーサル
大阪は前回もClapperで、その時PAさんにフィードバックをもらっていたので、懸念もなく完了。

リハ後はISOTOPESと一緒に散策。楽器屋を軽く覗いてから、油そば屋へ。ギターのJoshuaはえらくお気に召したようで、ご満悦の様子。日本到着日に食べた天一も美味しかったとのことで、ああいう濃いめのが好きなのかな。

・ライブ
今回のツアーでは、ファイナルを除き、曲の追加・カットを行っていないため、毎公演確実に更新してきての大阪。

SBTWが初めて大阪に来た時からのお客さんや、地方(北海道)から来てくれた子~「今日初めて見ました」という方まで、たくさんの人に物販で声をかけてもらいました。

自分は素直な人間なので、かけてくれたその一言は、そのままダイレクトにやる気になります。実際に今回の新譜は3ヶ月ぶりと、やる気なきゃ出せないスパンです。大阪は特に、たくさんの人がそのCDを買ってくれて嬉しかった!

打ち上げではBTBユーザーSeize The Throneのカズキ君とベース談義。「ブリッジが弦で削れて弦が切れる」と驚きの相談を受ける。※この話は明日の名古屋公演に続きあり。

5日目:6/7(金)名古屋Party'z

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名古屋公演を行うにあたり、FUMESとMAHOROBAは真っ先に希望として上げました。ブッキングのやりとりは自分もバンドも一切関与しておらずRNR担当でしたが、一応候補を上げるのは可能だったので。

・リハーサル
名古屋自体は何度も来ていますが、この日の会場は初。段差がなくほぼフロアライブに近いというか、「海外のライブハウスみたいだな~」という感想。

リハでチェックしたところ中音の影響も大きく出そうな、爆裂な感じの外音でしたが、SBTWは休符が多いのでプラスにも作用しそうな予感。

前回名古屋に来た際対バンして衝撃を受けたMAHOROBA。この日も神がかりすぎていて、ナチュラルに感動。元々自分はトリオで好き勝手やれるバンド*が好きなので、超ストライク。活休から戻ってきたらぜひまたやりましょう!

※BBA(Beck, Bogert & Appice) / Cream / Grand Funk Railroadなど。

・ライブ
今ツアーの場所でいうと、大阪と名古屋はバンド初期から来ている場所。そこであの光景が見れたこと、とても素晴らしい。

あの距離感だと、変な小細工もないし、完全に"楽しんだもん勝ち"の空間でしかない。また名古屋に絶対来よう、と思える夜でした。

Ibanezの担当者も見に来てくださり、今後の話や諸々の要望を伝達。いつも親身に対応していただき、ひたすらに感謝です。

ブリッジのサドルで弦が切れる現象については、パーツを交換した方が良さそうです。もし同じ症状で悩んでいる方がいたら、参考までに。

6日目:6/8(土)松本Alecx

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ツアーセミファイナルはバンド2度目の松本。

・リハーサル
着いたらちょうどAzamiがリハ終わるところ。次のISOTOPESがリハをしている間に弦を張り替える。今回のツアーも、毎公演弦張り替えてました。

リハを終えFalling AsleepのHirokiと一緒にラーメンを嗜む。上からとか先輩面とかいうことではなくて、1リスナーとして、FAは今の5万倍人気になって欲しい。

箱に戻ってライブスタート。

3番手で圧巻のライブを終えたKeepのYukiさんから、「対バンは今日で最後かな」と一言。Crystal Lakeで弾いていた時にも一緒にツアーしたりして、なんというか、色々思うところはあるのですが、言葉にならないです。年齢&バンド的にも後輩にあたる自分に、いつも優しく接してくれてありがとうございました。

・ライブ
この日はAzamiのライブが半端ない盛り上がり。ツアーバンドの底力を感じつつ、「主役は俺たちだ」という気持ちを改めて持ってステージへ。

そういえばバックヤードのトイレに2014年時のHer Name In Bloodのリリースツアーポスターが貼ってあって。よく考えてみたら「松本公演って俺が弾いたやつじゃん」と。実はその時ヒロキのC-GATEも出演していた。

5年後に同じ場所でリズム隊としてヘッドライナーショウしてるなんて、ロマンある。

ツアーファイナル:6/9(日)渋谷GARRET

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ツアーファイナルはSBTW史上最長の90分セット。

2マンなのに90分もやってしまう、これぞ"Revised"。既存のスタンダード、変えました。

・リハーサル
主にファイナルでしかやらない曲と、ドラムソロの流れをチェック。あそこからのBreak The Silence、最高だったでしょう。

一番SBTWのサウンドを理解してくれているスタッフに入ってもらったので、音響・照明も最高の状態でやらせてもらいました。

・ライブ
個人的な想いはMCで話した通り。

あの曲数を前に、これ以上の言葉は、ここでは不要ですね。

リョウイチ、コウスケ、ダイスケ、ヒロキ、本当にありがとう。君達と一緒にツアー出来て良かったです。

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そして、今回のツアー先行でリリースした「Revised Standards Ⅱ」

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まさにSBTW節としか言いようのない仕上がりになってます。ぜひ聴いてみてください。

▼配信リンク
Revised Standards
Revised Standards Ⅱ

▼CDはこちら
Revised Standards
Revised Standards Ⅱ

最後まで読んでくれてありがとうございます!
また次のライブ、次のツアーでお会いしましょう!


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