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いよいよ第4クオーター

 今週は年に一度の人事部との面談がありました。

 今年は「残り時間を考えてこれからのキャリアを考える」ことを意識しました。私は現在54歳。60歳まで働くとしてあと6年なので、残りはキャリア全体の1/6。「まだまだ時間あるやん」という気もしますが、若い頃のように「あれやこれやに挑戦したい」と言ってみても残された時間は少ない。

 例えば、バスケの試合で残り1/6といえば第4クオーターが始まった頃。ここまでの試合の流れを見て、どういう風に試合を終えるか(逃げ切るか、逆転勝ちを狙うか、勝ちは諦めて内容を少しでも良くするか)そんなことを考える時間帯です。私の場合はさほど出世もしてないので、逆転を狙うか、このまま内容を充実させて試合を終えるか、でしょうか。

 私の性格として「内容が充実した試合」っていうのに惹かれるんですね。その結果、給料が上がれば越したことはないんでしょうけど、それよりも
・自分の特長・特性を生かして、誰かの役に立つような仕事
・若い人たちの意見を生かして、彼らのキャリアを邪魔しない仕事
がしたい。良いプレーができたなあという実感を持って試合終了のブザーが聞きたい。

 私が70歳ぐらいまで働くとすれば、定年後にまた別の仕事に就くことを考えないといけません。老いてなお生き生きと働くには、<「次の試合」につながるような「いまの試合」の終わり方>を考えないといかんなあ、と思うのです。 

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