逆引き写真のテクニックその2 構図を学ぼうのコーナー
前回個人の方のブログで書いた、写真のテクニックのコーナーです!
個人ブログはこちら!
今回は、構図について足し算で、一歩ずつ学ぶ感じでまとめたいと思います!
というのも展示などを行う時に、偶然いい写真を撮るというよりも
狙ってやりたいことを実現したいな〜と最近思うようになり、
今回、普段やっていることを言語化して整理しようと思ったのです。
機材はこちらです。APS-Cなので、フルサイズだと27mm-52.5mmのレンズのイメージですね。
カメラ NikonZfc (APS-C)
レンズ Sigma 18-35 F1.8DC HSM Art
正面から角度をつけないで撮る
まずは一番余分な情報がない
白ホリ
被写体(モデル)は中央
背景に対して、被写体に角度がついていない
を基本的な状態とします
この状態から、モデルの位置だけ変更します
左に行くパターンと
右にいるパターン。これだけでも印象が変わりますね。
自分はゲームで育った人間なので、左にいるほうが安定感ある感じがしま。す。これは舞台だと右が上手だったり人によって感覚違うかもしれません。
次は若干カメラを引くパターン
広角気味に変更しているので空間の余裕ができ、
モデルを見ろ!
っていう圧よりは、上品さが生まれ、全体の世界観が伝わるようになった感じがします。
背景に対して角度がつくパターン
続いて背景に対してモデルに角度がつくパターン
白ホリだとほぼ変化はないのですが、
立体感、動きが出しやすいのがこのパターンです
後の背景があるパターンで使えるので参考情報まで!
街中の角度をつけないで撮る
続いて、白ホリではなく
レンガなどでできたおしゃれな町並みでの撮影です
このような背景がでてくると、
・文化的な意味の追加
・色による印象の変化
・どこを切り取ればいい写真になるか
の情報が増えてきます。
まずは基本の正面からのパターン
壁際にいると、焦点距離(ピントが合う距離)がモデルと、壁が近いのでこんな感じで壁の模様が見えます。
逆に壁から離れるとこんな感じです。
背景をぼかすことができます。もう少し背景をくっきりしたい場合は
現在2.8のF値を増やすと、背景のぼやけが薄くなります。
その分暗くなるのでISO値やシャッタースピードを下げるか、LEDライトを用意して明るさを確保する必要があります。
街中の角度をつけて撮る
街中でモデルに対して、背景の角度をつけて撮ったパターンがこちら
個人的にはこのパターンが街中などではお手軽簡単に映えやすいです。
背景の立体感が生まれ、3D空間にいる!って感じがしてきます。
俯瞰の構図も面白くておすすめです。
人間のポートレートを撮る場合、バリアングル+背伸びすれば、
カメラマンの身長が高く、モデルさんの身長が低ければ撮れます笑
結構、歪んだりはするので、可愛く撮れているかはチェックして使いましょう!
逆にアオリの構図はこちら、奥行きに加えて高さの立体感もでるため更に迫力が出て面白い写真を撮りやすいです。
小道具を組み合わせる
続いて、カメラ、構図の次の要素として、小道具を使ってきます。
まずは麦わら帽子、ナターリアちゃんのフィギュアの元気さをさらに引き出してくている感じがありますね。
このように小道具は、モデルx小道具x背景が組み合わさることで
魅力を相乗効果で高め合うことができます。
このモデルと麦わら帽子だと、
背景が海とかだったら、完璧な感じがしますね!
続いて、切り株が会ったので使ってみました。
いきなり自然味がましましたね笑
おしゃれな街並みから一点、童話の国っぽい感じが出てきました。
次は曲線が多い椅子。
シンデレラっぽいお上品さが出てきた感じがします。
更に王冠を追加。
椅子に加えて、王冠があることで先程よりお姫様感が強まりました。
先程もいいましたが、組み合わせが重要です!
最後にライティングも変化させてみました!
サイド光で立体感を出し、高級感を出す感じに。
明暗のある空間づくりができ、まさにお姫様という仕上がりになったのではないかと思います!
まとめ
今回は、構図や角度(アングル)など、写真の撮り方と、
背景、小道具といった、被写体と組み合わせる要素について整理を行いました。
特に重要なのは、写真は組み合わせでできるということ、
・モデル
・背景
・構図
・アングル
・小道具
と、これらの組み合わせで1枚の写真が生まれるため、
要素の整理と、作りたいものの明確化を行っていくと
自分が取りたい写真が撮れるのかな〜と思いました!
あとは体に染み付くまで反復練習しておくこと笑
照明、ライティングの使い方は自分はまだまだ、経験が浅いので
お家でもっと練習しておこうと思いました!
なにか知りたいことあれば、言語化してみますので
コメントも頂けると嬉しいです!
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