_お金の授業_基礎編Part2

【お金の授業】お金と時間の関係について【基礎編Part2】

前回の内容で、幸せの資源が時間とお金ということをお話しましたが
今回はお金と時間の関係について掘り下げます。

お金について知る上で切っても切り離せないものが時間です。
お金について学ぶならば、時間についても正しい知識を有するべきです。

お金と時間の関係について理解することで、
お金から時間の作り方、時間からお金の作り方を理解できます。

今回はより理解を深めるために、直感的ではなく理論的な説明をします。
数学が得意な方は全然大丈夫でしょうが
数学嫌いな方には拒絶反応が出るかもしれません。
もし拒絶反応が出たら、最終的な結論だけは必ず覚えてください。

実際にお金と時間の式を見てみましょう。

人はまず、自分の自由な時間を労働という形で換金し、賃金という形で収入を得ることができます。
労働者の場合は下記の式で表されます。
【労働で得るお金=労働時間×労働単価】
【人生で得るお金=現在持っているお金+労働で得るお金】…①

幸せになるために必要なのは、自由な時間と自由なお金を得ることです。

自由なお金とは下記の式で表されます
【自由なお金=人生で得るお金-生きるために必要なお金】
①を代入すると
【自由なお金=現在持っているお金+(労働時間×人生の平均労働単価)-生きるために必要なお金】…②

自由時間は下記の式で表されます。
【自由時間=寿命-強制時間】(寿命>強制時間)
今回は簡易的に強制時間=労働時間と位置づけます。
【自由時間=寿命-労働時間】…③

平均寿命=84年
生きるために必要なお金=2億円
現在持っているお金=0円
として、①の式を②の式に代入すると

【自由時間=84年-(自由なお金+2億円/人生の平均労働単価)】

つまりこの式が表すこととしては以下の2つです。
[1]自由時間を増やそうと思うと自由なお金が減っていく。
[2]人生の平均労働単価を上げることで自由時間を増やすことが可能。

逆に代入した場合だと下記の結果にすると

【自由なお金=(労働時間×人生の平均労働単価)-2億円】

つまりこの式が表すこととしては以下の2つです。
[1]自由なお金を増やそうと思うと労働時間を増やし自由時間が減っていく。
[2]人生の平均労働単価を上げることで自由なお金を増やすことが可能。


わざわざ難しい解き方をしましたが
結局何が言いたいかと言うと、この2つの式が表すこととしては、
・時間はお金に置き換わり、お金は時間に置き換わること。
・時間とお金両方を得るには、労働単価を上げるしかないということ。

つまり、時間の正しい使い方の流れとしては
①時間を使ってお金を稼ぐ
②稼いでお金で生活し、プラスアルファとして、投資を行う
③投資対象は主に「自分の労働単価を上げるスキル」と「時間を作れるもの」
④上記で作り出した時間をさらに「自分の労働単価を上げるスキル」に投資する
⑤自分の労働単価を最大化する

これが、収入を最大化する方法です。

しかし、残念ながら労働による収入には限界があります。

次回は、労働による収入の限界と、労働収入に大打撃を与える現在の日本の社会のヤバさについて紹介していきます。


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次回→https://note.com/biz_yu1/n/n5b506d3e0083

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