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営業・プレゼン・打合せ・日常会話・・・【話し上手になる】効果的な3つの練習法

こんにちは、小原です。メルセデス・ベンツのコンサルタントなどあれこれやっています。(プロフィールはこちら

さて、今回は「話し上手になる練習法」のご紹介です。

今よりもっと、話し方が上手くなりたい

そう考える方は、多いのではないでしょうか?

他人から賞賛される「話し上手」さんでも、「もっと上手くなりたい」と考えるケースは多く耳にします。そんな「話し上手」さんに伺うと、皆さん似たような練習法をされてきた過去があるのです。

今回は、そんな「話し上手」さん達が実践してきた、

「話し方が上手くなる」効果的な3つの練習法

をご紹介します。


①録音・録画する

この方法は、実践経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか? 自分の話し方を客観的に評価するために録音・録画をするのです。「早口で間(ま)が無く、聞きづらいなぁ」「“えーっと・・・”が多いなぁ」など、はじめは自分の癖ばかりに目(耳)が奪われ、恥ずかしく思います。しかし、繰り返し聴くことで徐々に他人が話しているように捉えることができます。それぐらい繰り返し聞き込むと、ようやく客観的に自分自身の話し方の良い部分、改善すべき部分がみえてきます。

また、録画であれば、身振り手振り、視線、姿勢なども同時にチェックできるので、より広く客観視することができます。会議やプレゼンなどの機会があれば、ぜひ録音・録画して自分を客観視してみましょう。

-まとめ①-
録音・録画で、自身を客観的に評価し改善点を見つける


②文章を沢山書く

脳科学では、人間の思考は、脳の中で未整理の状態で存在していると言われています。

その「未整理の思考」を整理するのが、文章作成なのです。文章にする際、辻褄が合ったまとめ方をしなければいけません。「私は何を言いたいのか?」を自問自答し整理する作業が「文章作成」なのです。

脳の中に存在する「未整理の思考」を、文章作成というプロセスを経て整理する。言い換えれば、

(1)未整理の思考を一旦脳の外へアウトプットし、
(2)文章作成というプロセスにより整理し、
(3)整理された思考を改めて自分の脳へインプットする。

この様な経験を沢山繰り返すことで、「話の整理」が徐々に上手くなるのです。その結果、話し上手になるのです。

業務指示が上手く伝わらない方、プレゼンが苦手な方など、ぜひ実践してみてください。

-まとめ②-
文章作成で思考整理の練習


③「ひと言結論」から話す

「で、結局あの人は、何が言いたかったのか?」・・・あるあるですよね。

伝えたいことが伝たわらなければ、望む結果は得られません。

・営業マンなら、物やサービスは売れない。
・上司なら、部下への指示が伝わらない。
・何かを教える人なら、学び手の成績やスキルは伸びない。
・プレゼンなら、説得力に欠ける。

話し下手や説明下手の方の多くは、「まず理由や説明から話す」ケースが多くみられます。その理由・説明が長ければ長いほど、聞き手はどこに話が向かっているのか分からなくなります

そうならないためには、最初に結論を伝える。それも、ひと言で!を実践してください。

はじめに「ひと言結論」を伝えることで、その後の説明がいくら長くても、聞き手はとりあえず「話がどこに向かっているのか」を理解した上で聞くことができます。

そして何より、話し手自身が「私は何を伝えたくて/どこに帰結したくて話をしているのか」をしっかりと意識しながら話すことが出来るのです。

話が、どんどん脱線するタイプの方は、ぜひ「ひと言結論」から話すことを実践してみてください。

-まとめ③-
話の帰結点を示すため、「ひと言結論」から話しはじめる



まとめ

①録音・録画する
   録音・録画で、自身を客観的に評価し改善点を見つける
②文章を沢山書く
   文章作成で思考整理の練習
③「ひと言結論」から話す
   ▶話の帰結点を示すため、「ひと言結論」から話しはじめる

如何でしたか? 話し上手さんが過去に実践した練習法3つをご紹介しました。どれも理にかなっています。既に話が上手な方も、スキルアップや自己点検のために、時々練習すると良いかも知れませんね。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


 

がんばってイイ記事書きます^_^