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#ツギノ行動、アトツギ世代のネットワークが生まれ、事業創造が始まる。

大分市に熱量の高いアトツギが集まり交流から、事業の交配が始まりました。まさに、コラボレーションであり、共創であり、事業創造に繋がる仕組みが構築されていきます。行動力こそが、「ありたい姿」への実現に繋がっていきます。

アトツギのこれからの外部環境はどうなっていくのか?

九州アトツギMeetupには、モノづくり企業の後継者が九州各地から集まっています。同業者もいれば、異業種の後継者も参加しています。
同業者であっても地域が変われば、市場環境も違いますし、知的資産を把握すれば、強みも取引先(大手、中小、小規模事業者)も違うので、外部環境に関して違った状況が出てきます。
九州アトツギMeetupDay3では、経済産業省のデザイン経営‗問診票を活用して、現在の外部環境の状況と将来、未来に向けた外部環境の把握を行いました。

10年先に無くなっている業種や会社、10年先も成長している業種、業界、会社を各々の情報から分析してグループワークを通して共有しました。
アトツギとなる後継者は、各々の分野での専門家でもありますから、この視点での外部環境の考えは、共有したメンバーにも参考になります。自社とは違う業界の現状、未来像を知る機会にもなります。
ここから、両利き経営で言う、新たな事業進出にも繋がります。
また、事業再構築に取り組むにあたっても貴重な情報を得、構想を描くことにも繋がっていきます。

アトツギは「ありたい姿」を描いて、ステークホルダーに公開していく。

「ありたい姿」を描くツールとして経営デザインシートを作成するのが、九州アトツギMeetupの目的の一つでした。
Day2で宿題となっていた経営デザインシートを完成させて、グループワークでプレゼンテーションして共有していきます。
Day3は、オンラインでの開催でした。リアルであれば、作成した経営デザインシートをプロジェクターで投影してプレゼンテーションしますが、今回は、口頭でのプレゼンテーションになりました。
経営デザインの目的はステークホルダーへの経営の周知です。

九州アトツギMeetupは、オープンイノベーションからの事業創造なので、企業間での連携、提携を創出することを狙っての運用にしています。
私は、事業承継・M&Aのコンサルタントでもあり、支援機関での企業支援者としての仕事もあります。この仕事において、事業者が経営デザインシートを作成していると経営助言や企業評価に結びつくアドバイスもやりやすくなります。今回の九州アトツギMeetupを通してアトツギとなる経営継承者が経営デザインシートを作成する機会を持てたのはとても良かったと思います。

事業承継企業だからこそ、ビジネスマッチングができます。

有形資産、無形資産(知的資産)と経営資源を持つ会社であれば、ビジネスマッチングが必ず出来ます。事業再編や事業再構築においては、経営資源を活かしたビジネスマッチングの取組みが必須と言えます。
第三者承継、M&Aにおいてもマッチングサイトが乱立してきました。これからは、リアル、オンラインを問わず、事業活動においてビジネスマッチングが活発になってきます。
九州アトツギMeetupも最終段階では、事業創造からの販路開拓や商品開発においてビジネスマッチングが始まります。そして、コロナ禍において急務となるサプライチェーンの棄損における対応においてもビジネスマッチングが利用されます。サプライチェーンの棄損は、意欲的な企業にとっては、ビジネスチャンスでもあるので、ビジネスマッチングを利用する機会が増えていくでしょう。
そこで、独立行政法人 中小企業基盤整備機構が運営するビジネスマッチングシステム J-GoodTechの利用を勧めました。

3日間のオンライン、リアルでのオープンイノベーションで事業創造

経営資源の棚卸しを行い、他社の経営資源を組み合わせて新たな事業を創造していくプログラムを運用しました。

アトツギによる未来に向けて描いた経営デザインによる行動が始動します。


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