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#ツギノ九州、リアルで共創する。アトツギの行動力が地域を成長させる。

熱量の高いアトツギが九州各地から大分市に集結

九州アトツギMeetupのDay2は、リアル開催。
九州各地から大分市に集い、ここでオープンイノベーションを展開します。
オンラインでのDay1で、経営資源を棚卸ししたので、他社の経営資源と掛け合わせることで、事業創造または、コラボレーションを創発するワークショップを行います。

アイデア出しにはコツがあります。

リアル開催なので、頭を柔らかくするアイスブレイクからのアイデア出し。
演題を出しての一人ワーク、ペアワーク、グループワークでのアイデア出し。ここでは、オズボーンのチェックリストを使います。

オズボーンのチェックリスト

前提を疑う、見方を変える、奇抜な組み合わせをしてみる、ルールを変える
失敗を歓迎する、チームを活用する
基本的な事を知り、オズボーンのチェックリストを知って継承する会社でも社員教育で使える内容を伝授しました。
12年前からスタートアップのワークショップで使っている手法ですが、今後、ベンチャー型事業承継が広まっていく中でも活用できるアイデア創出方法なのです。

リアルな場面でのオープンイノベーションのワーク

オープンイノベーションは、会社が持つ経営資源を公開して、他社とのコラボレーションから事業創造を行います。そのためにも、自社の経営資源を棚卸して把握して、公開できるものと公開できないもの(知的財産権に絡むもの)を整理する必要があります。そして、資源をプレゼンテーションして、関心を持った事業者との関係が始まっていきます。
10名を越える参加になると、限られた時間内でのプレゼンテーションでは限界があるので、オリジナルな手法を考案しています。
それが、事業創造ワークシートと付箋を使ったオープンイノベーションワークショップです。

#オープンイノベーションワークショップ

この手法は10年前から、経営者向けに行ってきましたが、多くのコラボレーションが生まれました。商品開発に繋がったり、販路開拓に繋がったり、共同マーケティングに繋がったりしています。また、共同事業からの新規創業にも繋がったケースもあります。
今回は、熱量が高いアトツギ世代が集ったので、間違いなくリアルオープンイノベーションワークショップから、多くの連携、共創が始まっていくでしょう。

コラボ、共創をするには大きく4つのパターンがあります。
そして2つに分類することができます。
それが、共有型と補完型になります。
共有系コラボ・・・・・・共創して事業創造する
補完系コラボ・・・・・・取引契約を結び事業活動

経営承継はイノベーションではなくリノベーションで!

ゼロから始めるスタートアップでは、経営資源、事業資源が乏しい状況にありますが、既存の企業、特に事業承継が行われる企業には、これまで蓄積してきた経営資源があります。経営資源を分析することで、これは「強み」となるものです。経営資源を活用するすれば、イノベーションを目指すよりも事業のリノベーションに取りかかった方が成果が早く出ます。
そこで、参考になる書籍を紹介します。
セルジオ・ジーマン著の「そんな新事業なら、やめてしまえ!」です。
詳細は、以前投稿したnoteに書いてありますので、読んでいただけたらと思います。


経営を継承する後継者は、バックキャスティングでありたい姿を描く

事業承継やM&Aが活発になっていくなか、経営全体を考える中で、ベストセラーにもなった「両利き経営」を取り入れる経営者が増えています。
特に、「ありたい姿」を描く、知の深化、知の探索に取り組む。
これが一番のキーワードであり、事業再構築、事業再生、事業再編、そして事業創造に取り組む際の考え方にもなっています。

後継者には、ありたい姿を描く経営デザインに取り組んでもらいたい。

10年先、20年先のありたい姿を描いて、今、何をすべきか判断し計画を立てて実行していく。
バックキャスティングを取り入れる中で、活用できるものが経営デザインです。経営デザインについては、以前、noteに投稿しているのでご覧ください

オープンイノベーションをオンラインとリアルで行って、、

前回はオンラインで行いましたが、今回はリアルでの開催でした。顔が見える、自由に話せる、特定の方とその場で実現性の高い話しができる。
やはり、リアルは良いな~~と、思います。
また、参加者の熱量は、リアルだからこそ、より伝わってきました。
#ツギノ九州がスタートし、全国で#ツギノをキーワードに、活動が始まっていることを実感しています。
私も世代を超えて、あらたな活動を提案していきます。


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