19.1.7 マッスルメモリーについて実験をしています
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昨年の夏ごろ、「筋トレは定期的に休養を入れたほうが筋肥大に好影響を与える」という文章を目にしました。
その中で「長期間トレーニングをしている人は7週間のオフ期間の後、7週間のトレーニングを実施した場合、14週トレーニングを続けるよりも筋肉の肥大が認められた。筋力はどちらもほとんど変わらなかった」
という趣旨の研究結果を読んだことを覚えています。
(今はその研究結果をなにで読んだか忘れてしまっています。見つけ次第リンクを張っておきます。スミマセン)
そこで「研究結果は実際に再現ができるのかどうか試してみよう」
という思考になり、11/2から1/5までの2か月間は一切筋トレをしないようにしました。
体重などの数字変化は以下の通り
体重
18/11/02 80.4㎏
18/12/01 78.6㎏
19/01/05 77.7㎏
total -2.7㎏(-3.35%)
格筋量
18/11/02 39.1㎏
18/12/01 38.3㎏
19/01/05 37.8㎏
total -1.3㎏(-3.32%)
体脂肪量
18/11/02 11.9㎏
18/12/01 11.4㎏
19/01/05 11.4㎏
total -0.5㎏(4.20%)
筋量が減少するのは予想通りだったのですが、予想外だったのはトレーニングを一切しなかったのにも関わらず、体重管理をしていれば脂肪は減っていったことです。前半一か月で0.5㎏減少していました。後半は変化なし。ですが体重は減っているのに脂肪量が減っていない、筋肉量が減っているということは体脂肪率が高くなっているということになります。
ちなみに体重の増減に大きくかかわる食事面ですが、トレーニング休止期間でもタンパク質は意識して摂るようにしていました。ただ、運動量が圧倒的に少なくなっているので食欲は普段よりもない状態が続いていました。
甘いモノもそれなりに食べていましたし、極端に制限はしていません。
そして今日トレーニング解禁日なので、現状の各部位を周囲を測定しました。3か月減量し、今とほぼ同じ体重(77.1㎏)だった日と比較してみます。
18/08/03 → 19/01/06
77.1㎏ 77.7㎏
C 103cm 96cm
W 82cm 86cm
H 95cm 100cm
胸囲が明らかに小さくなっていますが、ウエスト、ヒップは大きくなっています。これは腹筋の機能が低下し、腹圧が高められなくなった結果、お腹が出ている状態が数字に反映されたのではないかと考えています。お尻は明らかに筋量は落ち、垂れてきたような感じがあります。
わかりやすく言えばメリハリのない身体に近づいています。
胸回りの筋肉がなくなったのは実感がありましたがここまで変化がでているとは思いませんでした。実際は背筋群も胸囲に影響してくるので、胸筋だけが原因ではありませんが。
今回はさらに下記の部位を実寸を測定しました。
太腿
L59㎝ R59㎝
ふくらはぎ
L38.5㎝ R39㎝
上腕 弛緩時(収縮時)
L30(35)㎝ R30(35.5)㎝
前腕
L27.5㎝ R28㎝
こちらは記録に残している以前のデータがありませんが記憶上はふくらはぎはほぼ変わらず、太ももは約-3㎝。上腕の収縮時は-4㎝です。前腕は不明です。
トレーニングで鍛えていた部位は明らかに小さくなり、特別なにもしていなかったふくらはぎは変化なしという結果によって、トレーニングが与える肉体の変化を数字にして体感することができました。
さて、ここから2か月かけてトレーニングを継続したら筋量は元に戻るのか?それとも研究結果の通りに休む前以上の筋量を獲得できるのか。はたまた戻すことすらできないのか。
楽しみでもあり、少し恐ろしくもある自分の身体を使った人体実験も残り2か月です。
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