エイズキャンドルパレード

昨夜は、エイズキャンドルパレードに参加してきました。

このパレードは、1983年、サンフランシスコでHIVと闘っていた若者を支援するため始まりました。現在は、30か国以上でこの時期に行われています。わが国では、京都でプラネットさんが主催され、毎年1回、今年で27回目になります。エイズで亡くなった尊い命を悼み、その思いをキャンドルの炎に託しながら、エイズに対する理解と支援を訴えます。

京都市役所前の河原町通を南下し、京都のど真ん中の四条河原町交差点を左折し、四条通りを八坂神社まで1時間かけて歩きます。まさに春の京都のメインストリートを京都府警の皆さんが交通規制をかけて頂いて歩きます。

京都のこのパレードは、薬害エイズ大阪原告団長であった石田吉明さんが中心となって1992年に始まりました。

パレードが通過するお店を1件1件事前に訪問し、当日はエイズへの理解と支援を表す手作りの大きなレッドリボンを店頭に掲げて頂きます。

多くの店が主旨に賛同して下さり、賑やかな夕暮れの街では、たくさんの外国人の観光客の皆さんも温かい目で興味深く見守って頂いています。

中にはエイズで友人を亡くしたという外国人の観光客もいらっしゃり声を掛けて頂きました。

毎年5月の第2土曜の18時30分から行われるこの心温まるパレードにぜひ一度ご参加下さい。

私は、20年以上にわたり、毎回参加させて頂いており、開会式で来賓スピーチをさせて頂いています。私にとってはまさにエイズで亡くなった知人たちの年1回の墓参りです。




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