見出し画像

ボクの書評:販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書

つい先日、敷田憲司さんとお会いする機会があったのですが、その際に著書である

『販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書』

をありがたいことに頂いてしまいました。

大変勉強になったのもありますし、一つお礼として拙い文章力・語彙力ですが、初めての書評という形でお返ししてみたいと思います。

※該当の本はこちらですね。


スペシャルすぎる著者の方々

今回紹介していくこちらの本ですが、複数の著者による本となっております。

そして各7名のスペシャリストの方々が凄いんです!

ちょっと紹介させていただきますね。(表紙に書かれてる順)

1.敷田憲司氏
ボクにこの本をプレゼントして頂いた方でもありますね。
元々、銀行系のエンジニアとして活躍されていた所から、SEO業界に転身し、コンテンツからライティングまで幅広く経験し、現在は独立されてウェブコンサルティングを行ってる超凄い人です。
コンテンツマーケティングに関する著書を複数出版。
https://s-supporter.jp/

2.池田益己氏
株式会社ソシエタの代表取締役
ウェブコンテンツの制作~広告、コンサルタントまで担当。
個人的には元々不動産ディベロッパーでのマーケティング事業を経験という部分に、元同業界ということでのシンパシーを勝手に感じてます。
https://societa.jp/

3.田美智子氏
ボクも大好きなんですけどヤッホーブルーイング(※)のファンマーケターをされてる方ですね。
※水曜日のネコなどクラフトビールの商品を多数展開してる会社
ボクとしてはよなよなエールが好みです(笑
また個人サロン『でんこラボ』を主催するなど幅広い活動を行なっています。
https://camp-fire.jp/projects/view/86025

4.鈴木利典氏
元々、メルマガ担当やアクセス解析担当などを行なっていたが、札幌が好きで移住をし現在はフリーランスでウェブコンサルティングやアフィリエイト活動などを行なっております。
著書も多数執筆されていて、アフィリエイトやECサイトの運用についての本を主に執筆されています。
https://suzukidesu.com/

5.藤村能光氏
いつも読ませていただいてますサイボウズ式
藤村さんはサイボウズ式編集部、編集長をされています。
各種イベントではモデレーターとして多数登壇されていて、複業のススメ方などを発信されたりしています。
https://scrapbox.io/yfujimura/

6.戎井一憲氏
株式会社ALPHA代表取締役
Googleマイビジネス(GMB)の超スペシャリスト。
日本初のGMBに関する集客本を執筆する他、ウェブ制作~ウェブコンサルまで幅広く活動。
https://www.alpha-com.co.jp/

7.染谷昌利氏
株式会社MASH代表取締役
数々の著書を手がけるめちゃめちゃ凄い方。
ブロガー(収益化目指す)やアフィリエイターなら染谷さんが関わった著書は読んだ事あるんじゃないかなと思います。
多数のセミナー登壇、ブログ運用に関するオンラインサロンも運営するなど、個人・法人問わずネット集客・収益化のパイオニア的な存在の一人。
https://mash.ltd/

以上の方々が共著ということで書かれたのが今回の

『販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書』

これはもう期待しかないですよね。

※実際にお会いしたことがあるのは敷田さんだけで、残りの6名の方々に関しては個人的に存じている形なので、それぞれの情報量の差や過不足などあるかと思いますが、そこに関してはご容赦ください。


これからウェブ業界へ入る新人は必須の内容

今回実際に読ませていただきましたが、現在のウェブ系の広告の基本的な流れはほとんど網羅されている内容ですね。

特殊な事例とかではなく、基礎として抑えておかないといけない概念や手法の部分がしっかりと記載されています。

これに関しては広告屋・マーケターだけが知っておけば良い内容ではなくて、営業・ディレクター・デザイナー、その他様々な人達も知っておく事で、絶対的に仕事に対する説得力や厚みが変わってくる知識ですね。

新人は必須と見出しに書きましたが、すでにウェブ業界で活躍されてる方も改めて、それぞれの広告戦略のメリット・デメリットを見直す良い教材になるかと思います。


チャプター毎にコンパクトにまとまって読みやすい

今回一番オススメしたい点としては、圧倒的に読みやすいことですね!

ボクは一応SEO特化で広告は専門外ですが、一通りの知識はある程度なので、読み進めやすかったのもありますが、ゆっくり目に読んでも2~3時間でスッと読めちゃう感じ。

あまりこれ難しいなーっていう用語も少ないので本当に「やさしい教科書」というフレーズに間違いは無いという感じ。

ボクは先程も言ったようにSEOメインなのですが、他の集客方法を知っているだけで、提案のスタイルに幅ができるっていうのはこれまでの経験上実感してるところです。

割と自分の領域しか知らずに変化の激しいウェブ業界にいるはずなのに、頭でっかちというか通り一辺倒みたいな考えの人もいるんですよね~。

なので色々な広告手法を知るというのは大事だと思ってますが、この本は各項目を短めのチャプターでしっかりまとめられているので、サクサク読み進められますよ。

内容の細かい部分は是非手にとって読んでほしいので言いませんが
各チャプターと簡単な概要だけはちょっと紹介しておきますね。


Chapter1.Webプロモーションとは

消費者としての購入に対する意識から行動、そしてなぜwebにおけるプロモーション活動を行う必要があるのかというメリット・デメリット含めて記載されています。

マス広告とWeb広告での活用の仕方の違いやその後のチャプターでも紹介する各種Webプロモーションの手法も簡単に紹介されています。

ここは本当に各広告手法に入る前に前提として持っておかないといけない知識・概念なので、じっくりと読み込んでから以降のチャプターに進みましょう!


Chapter2.ランディングページ

ランディングページ及びランディングページ最適化(LP・LPO)についての内容ですね。

ちなみにここでいうランディングページというのは、直接的にコンバージョンにつながるのを目的とした広告的なページのことを指してのランディングページの話ですね。

※SEO屋として細かく言うとサイト上でインデックスされてればそれら全てがLPとして成り立つ

そのランディングページに対して、どういう集客方法を取っていくのが良いのかという他の手法と組み合わせる際のメリット・デメリット等も紹介されています。


Chapter3.リスティング広告

Webの広告手法といえば、、、的なやつですね。

リスティング広告がWeb広告でのスタンダード的な位置にあるのは、効果までのスピードが早く、PDCAも回しやすい手法だからなんですよね。
(ボクは専門外ですけど)

リスティング広告は只々出稿すればいいだけではなく、大切なのはターゲットの設定やキーワードの設定、広告文の打ち出し方etc・・・

それらリスティング広告で考えるべき要件を分かりやすく教えてくれるチャプターです!


Chapter4.SNS・インフルエンサーマーケティング

SNSによるマーケティングは、近年急速に発展してきた分野ですね。

さらに各SNSにおいて影響力のあるインフルエンサーと呼ばれる人達を使ったプロモーションなども増えてきています。

このチャプターでは各SNSの特徴から、企業の活用事例、インフルエンサーと一言に言っても一括りには出来なかったり・・・

より企業とコンシューマーとの距離が近いSNSを活用する方法・うっかり炎上をしないように等々、しっかりと学びましょう!


Chapter5.アフィリエイト・ブロガーマーケティング

 アフィリエイトというと個人のブロガーが主に収益源としてるようなイメージでしょうか。

まあ間違いではないですね。それを企業側(広告主)がどういう風に運用するとより良い感じにブロガーに宣伝してもらえるかなどの視点からの話が書かれていたりします。

逆にアフィリエイターからすると企業側はこういう意図を持って、アフィリエイターに依頼してるんだという事が分かるので、よりよいアフィリエイト運用のヒントにもなる内容が書かれていますよ!


Chapter6.オウンドメディア

来ましたねオウンドメディア。。。

ペンギン・パンダアップデートが猛威をふるった後にあちらこちらでよく言われるようになったのが所謂「コンテンツSEO」

各企業でも自社コンテンツを上手く運用してオウンドメディア化を図ろうというちょっとしたブームが数年前に生まれましたね。

まあ、耐久力がなくて継続運用が出来なかったのが大半ですが。

結構ボクの主業務とも関わりの近い部分でもありますねこれに関しては。

このチャプターでは企業が行うメディアの種類の紹介や、先程も話はしましたが、継続運用が難しかったりする(認知の問題でもあるけど)部分についての話などもされてます。

そしてオウンドメディアといえば、著者である田さんや藤村さんですね。

サイボウズ式やヤッホーブルーイングなどの実例も出てきて、色々とオウンドメディアの活用方法について知ることが出来ますよ!


Chapter7.ポータルサイト・Googleマイビジネス

最後のチャプターはポータルサイト&Googleマイビジネス。

ポータルサイトは食べログやホットペッパービューティなどをイメージすると良いかと思いますが、企業側が各広告媒体に対して自社の情報を掲載するような形ですね。

各業種によって知名度の高いポータルサイトがあればそこに登録してユーザーを獲得していきます。

まあポータルサイトの登録自体は基本的には難しくないので、単純にどの媒体に掲載するかという審美眼だけかと。もちろん複数の媒体を使うケースもありますが。

一方のGoogleマイビジネスはGoogleへ自らのお店の情報を登録することが出来る機能ですね。

これによりGoogleマップなどにお店の情報が表示されるようになったり、マイビジネス用の広告があったりと色々と出来るようになることがあります。

是非その辺りも知っておくことで、幅広いユーザーの流入経路の確保に繋がりますよ!!


という感じで各チャプターの触り的な部分を紹介させて頂きました。

詳細については実際に書籍を手にとってぜひぜひ読んでみてください。

内容の大枠は理解はしてますが、ボクもとりあえず3回ぐらいは読み返さないとなという感じですね。

それぐらい、基礎的であり重要と思える内容盛り沢山ですので!

でも本当にサクッとよみやすいので、そこがまたいいですね。


おわりに

とりあえずそろそろ締めになりますが、初めての書評、、、書評ってなんですかね結局。

よく分からなかったですが、とにかくこの本はボク個人的には物凄く勉強になるなと思いましたし、実際にボクは会社でこれを元に勉強会を開催しようと準備してる感じです。

本当にこれからWebマーケティングに携わる人は、まず手にとって読んでみることを強くオススメします。

そこから各業務や方向性に特化した内容の勉強なりを掘り下げていくと良いのかなーと思います。

とはいっても本当の所を言うと、ボクはこれまでSEOやマーケティグ系の書籍は一冊もちゃんと読んだことが無かったんです。

SEOという業界が常に新しい情報で塗り替えられていくのもあって、ウェブ上での情報収集で完結させながら日々業務をこなしてるようなスタンスでした。

今回、敷田さんから著書として頂いたのが一つきっかけになって、読んでみたのですが本当に良かったです。

おかげでSEOやマーケティングの書籍読んでみようかなという気持ちになりましたしね。

えーっと、、、(どう締めたら良いんだw)


とりあえず皆さんも是非

『販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書』

手にとって読んでみてください!!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?