「できない」にはたとえば以下のパターンがあります。

・そもそも能力がない

・能力はあるが、それをするリソースがない

・能力もリソースもあるが、どこから手をつけたらいいかわからない

・なにをやったらいいかわかってすぐできるが、やる気になれない

　これの対処法としては

・能力を身につける手段を模索する

・時間や気力などを蓄えるべく生活を整理する

・やろうとしていることを細分化し、ちいさなタスクにして取り組む

　といった方法があります。ちいさなタスクをたくさん作ってそれをこなすと大きなタスクが達成できるというやりかたはゲームシステムとしておなじみのものではないかと思います。素材を集めてレベルアップするとか、「レベルアップ」という大きなタスクのための「素材集め」という小さなタスクです。

　問題は「やる気になれない」という場合です。

　やる気になれないのはなぜかというと

・それをやることでデメリットが生じる

・工程が困難である

　のどちらかではないかと思います、大抵。デメリットというのは「やると精神的苦痛を伴う」という場合も含まれます。

対処法としては、

・できる限りやらない方法を模索する

　これが一番です。やりたくないことはやらないに越したことはありません。やらなくても誰もこまらないのではないかと一度確認してみましょう。主に創作活動なんて別にやらないからといって特に誰も困りません。上がらないなら上がらないで別に構いません。

・合間に好きなことややりたいことを挟んで、やりたくないこともやりたいことのような錯覚を起こす

　やっぱりやらざるを得ない時はごまかしごまかしやってみましょう。モチベーションが高まることをやる合間にちょっとずつやると気がついたら好きになっている可能性もなくはありません。

・やりたくないことをやる前後十分な休息をとり、おいしいものを食べ、自分を労わる

　やりたくないことをやるというのはそもそもストレスですので、ものすごくやりたくないことをやって傷ついている自分を労わりましょう。