寓話編物「籠の中の子供」

画像1 架空の島、兎蜂島に伝わる物語を、当地ではニットパターンとして残し、語り継いできました。 このパターンは編物を始めたばかりの子供が自分のために編むものとして一般的だったものです。バスケット模様、つまり籠の外を兎蜂を示すハニカムチェーンがとりまき、籠の内側には子供を示す三つ編み模様が別糸で編みこまれています。
画像2 「籠のなかに入れられた子供」「籠の中で育てられる子供」は、実際の風習としてあったのか、伝説上のものなのか、特殊な例が伝説化したものなのか、史料を当たっても判然としませんが、このパターンのネックウォーマーはわたしも子供の頃作り、愛用していました。
画像3 https://ubatitou.handcrafted.jp/items/5089968

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