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カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 ♯シャープと♭フラット(その1) b labo vol.89

♯シャープと♭フラット(その1)

紛らわしくて誤りも多い問題ですね。
C♯なのかD♭なのか?同じ高さの音なのに?

例外はあることを前提に簡単に書きます。

まず譜面の左上のト音記号の横をみます。ここにシャープとかフラットがいくつ付いているか?でその曲のキーがわかります。

シャープ1個ならGメジャー、フラット1個ならFメジャーという具合です。もちろんCにはどちらも付きません。

原則としてくっつく数が少ない方を優先します。
かりにC♯とすればシャープ7個となってしまうので、D♭のフラット5個の方が合理的というわけです。

シャープ系とフラット系を分けるとこうなります。
カッコ内はくっつく数です。

♯ G(1)D(2)A(3)E(4)B(5)
♭ F(1)B♭(2)E♭(3)A♭(4)D♭(5)G♭(6)

ざくっといえばピアノの黒鍵のメジャーキーは、すべてフラットと考えればよい。

音符のないコード譜や歌本にはよく誤りがあります。
というか「ウソが前提」として考えたほうがよい。
おそらくギタリストがカポを使用する感覚で適当に書いていると思う。

たとえはFのキーであるのにA♯とか平気で書いてあります。
A♯もB♭も同じコードですが意味や役割が違います。

「どっちでもいいじゃん」と軽く扱っていると、結構嫌われますので
気をつけましょう。どっちか?わからないときは、謙虚にそして正直に聞くほうが良いと思います。

実はこの問題、掘り下げれば非常に難しくて私自身も自信が持てません。
場合によってはC♭なんて表記も出てきます。

C♭?Bじゃねーのかよ!

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