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なぜ「なるはやで」と頼まれるとやる気が無くなるのか?

ある朝、出社して最初に目にしたメッセージが「なるはやで対応してほしいです」というものだったら、あなたはどう感じるでしょうか?
同様に、「今日の午前中に対応してほしい」というメーセージだったらどうでしょうか?
このメッセージの指し示すところは似ています。
しかし、感覚として「なるはや」と言われるとなぜかやる気が削がれます。
たとえ3分で終わる内容だったとしても、なんだか今すぐには手を付けてくない。そんな感じがします。

期限の曖昧さ


「なるはや」は急いでいることは伝わりますが、どれくらい急いでいるのか今日中なのか、今週中なのか。今すぐなのかが受け手にはよくわかりません。
一方、「午前中」であれば、期限は明確で、緊急度もわかりやすいです。

拘束感


コントロールされる束縛される感覚とは嫌なものです。
午前中に。であれば、他のタスクもある場合にも好きな順番や、優先順位の低いものは午後に回すなので自分で考えて、作業ができる感じがします。
一方「なるはや」と言われた場合、今すぐ他のタスクを放りだし手でもやってほしいという拘束感があります。

どんなに急いでいても期限は明確に伝えよう


なるはやで対応してほしいというメッセージから感じた、自分の中の違和感を言語化してみました。
1つの似たメッセージでもどんな文章を送るかによって、印象が変わります。
仕事は一人で行うものではないので、受け手のことも考えてメッセージを送りたいですね。


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