あなたお金を守るゴールキーパー
投資詐欺事件 大発生中!
有名人があなたを騙しに来る?
はじめに
最近の詐欺事例
有名人の勧誘詐欺とは
対処法
まとめ
はじめに、
ひさしぶりに、「詐欺事件」の記事を書いています。
それは、こんな記事がでたから
【警察庁によりますと、SNSでの勧誘がきっかけとなる投資名目などの詐欺の被害は去年1年間に全国で3846件確認されていて、被害の総額は455億円余りにのぼっています。】
投資詐欺被害額455億円とは、これは去年の数字ですが、今年2024年はもっと増えるでしょう。
1年前、今の岸田政権で「NISA」が始まり、投資元年のような記事がでたとき、私は投資に興味を持つ人が増えるんだろうなあ、と、そして詐欺被害にあう人も相当数、増えるんだろうなあ、、、と思いました。
残念ながら私の予感は的中しました。
さらに今年は「新NISA]の拡充で、投資を始める人が増える中、日本の株式はあのバブル以来に高値を超えて、いまは4万円台という株価がなっています。
こうして、現在、より多くの人が投資に興味を持って参入してくる状況です。
当然、その分の詐欺事件、詐欺被害が起こることが予想されます。
最近の詐欺事例
『福岡県筑紫野市の女性(53)がSNSで知り合ったトレーダーを名乗る男からFXや天然ガスへの投資話を持ちかけられ、1600万円をだまし取られていたことがわかりました。
警察によりますと、女性は今年1月末ごろ、投資についてインターネットで検索し、SNSで投資に関するグループに加入。グループにいたトレーダーを名乗る男からFXや天然ガスへの投資話を持ちかけられました。
女性は指示された投資アプリをインストールして投資を開始。アプリ上では利益が出ていることになっていたことから投資を続け、先月末までの間に計1600万円を送金したということです。その後、女性がテレビで投資詐欺のニュースを見たことで詐欺を疑い、出金を申し出たところ、「取引期間中により出金できない」「違約金が発生する」などと言われ、だまし取られたということです。』
『有名人の名前や写真を無断で使用した広告で、LINEに誘導したのち、金をだまし取るなどの手口で、今、急増している「投資詐欺」。
1900万円という投資詐欺にの被害にあった、ある男性はこうした偽広告を見て、「堀江貴文」さんを名乗る人物のLINEを登録したといいます。3年前、脳出血になり右半身に障がいが残った男性は
「リハビリをしていく中で、まともに働けないことがあって、何かしら生活の足しになるなら、やってみようかなと思ってやった」
2023年10月、半信半疑のまま、LINEでやりとりを始めたという男性。
堀江貴文さんを名乗るLINEアカウント から
「こんにちは、堀江貴文です」
「私たちの予想月次収益は83%以上に達すると予想しています」
被害男性が
「参加希望した場合、堀江さんと連絡をとればいいですか?」
と尋ねると、
堀江貴文さんを名乗るLINEアカウント
「もちろん大丈夫です」
そして、アシスタントを紹介されます。
そして、株の情報をアドバイスすると言われ、グループLINEに誘導されたといいます。
そこで偽アカウントから送られてきたのは…
堀江貴文さんと思われる 応援メッセージ「一緒に頑張りましょう」といった音声が送られてきたことで、本物だと信用してしまったといいます。
「堀江貴文さんの音声を流している。音声を流されて、ちょっと信用してもいいのかなと思って」
最終的に1900万円というおかねを騙し取られてしまいました。』
有名人の勧誘詐欺とは
こうした手口は、多発しており、経済アナリストの「森永卓郎さん」
「ひろゆきさん(西村博之)」前述の「ほりえもん(堀江貴文)」
そのほか、テレビやユーチューブで有名な経済学者からトレーダーまで、本人に無断で写真や名前を勝手に使用しています。
特に、ユーチューブやインスタグラム、「X」など、SNS上には多く見られます。
私も「イーロンマスク」の勧誘に乗ったところ、イギリスから電話がかかってきました。(もちろん詐欺です)
このように、以前は無名のよくわからない教授や投資家を名乗る詐欺犯が勧誘をしていましたが、いまは、実在する有名人の名前をかたって素人を勧誘しています。
あんな多忙な有名人が指導をするなんて、おかしい?と思いますが、ここでアシスタントを名乗る仲介役や指示役がでてきます。先生の伝言をお伝えします、、というわけです。
日本人は、安全な国、日本で防犯意識が希薄です。まさかあの有名人が人を騙したりしないだろう、と勝手に解釈します。
Facebookやインスタグラムなどに届くダイレクトメッセージや、LINEに表示された広告をクリックしたことなどがきっかけで、被害につながるケースが最近特に増えているということです。
対処法
まずは、おかしい?のではないかと、疑ってかかることです。
この疑いを詐欺師たちは乗り越えようとしてきます。
有名人の名前や写真を使用するのもそのためです。
また、投資名目の詐欺では、何度も金を支払ってから被害を申告してくるケースが目立つということで、中には3億円以上をだまし取られた人もいるということです。
なぜ、このようにだまされてしまうのか。
あやしい広告をクリックしてしまう人は、<そもそもお金に困っている><増やさないといけないという現状>があります。
文中にある
「予想月次収益は83%以上に達すると」
などという数字はすこし金融リテラシーがあれば、ありえない数字である(インチキである)ということがわかります。
そういう知識を持っていれば踏みとどまれます、だまされません。
しかし、知らない人は目先の利益に引きずり込まれます。
また、ある程度、知識がありながらも、だまされ人もたくさんいます。
そういう人たちは、最初から全てを信じているわけではないんです。
半信半疑で入っていくんですけれども、ここで詐欺師は>LINEの1対1の丁寧な対応をします。疑いをもたせないようにします。
さらに最初は利益が出ます。そしてその利益と思われるお金が実際に引き出せるということで、どんどんと信じ込んでいってしまいます。これはまちがいなと信じて追加のお金を入れていきます。追加のお金が増えた所で、ドロンと犯人は消え、お金は一切引き出せなくなります。
こういう手口、だましの流れを知る事です。
詐欺の手口がわかれば、今どのあたりに自分がいるのかわかります。これはやばいと、手を引くことも出来ます。
ともかくお金を振り込む、お金をださせようとしたら詐欺を疑ってください。とくにその振込先が海外の投資ファンドや、海外FX会社であれば100%詐欺です。
もちろん正当な海外会社もたくさんあります。しかし、あの有名人の偽物と同じように、海外の会社の偽会社も存在します。
日本国内の会社であれば、金融庁の監査が厳しく、また、偽物も判断しやすいのです。しかし、海外の会社ではそうはいきません。まず、だまして逃げるために海外の投資先、振込先を設定しているとみて間違いありません。
まとめ
一年前に、かなりの詐欺事件の記事を書きました。「ロマンス詐欺」について書いた作品も、評価をもらいましたが、まったく被害は減っていません。
知っていれば騙されないのですが、新しい人、新しい人、初心者に詐欺師は手を伸ばしてきます。
何度も言うように、詐欺師は騙しやすい人を騙しに来ます。
1人でも多くの人が詐欺の手口を知って、だまされないようにする必要があります。騙されたお金はほぼ戻ってくることは無いからです。
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