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日シリを見ながらもう少し考える

 ホークス強いですね。このチームに大幅に勝ち越した千葉ロッテマリーンズこそがNPB最強ではないかとこっそり思ってます。
 今日は球場に行って感じたことをつらつら書いてみます。

「応援」の仕方は人それぞれ

 同じチームを応援しているのは同じ宗教を信仰しているようなものですが、全員が同じ気持ちで試合に臨んでいるわけではありません。応援のスタイルは宗派の違いぐらいには差があります。好きな選手がいて、カメラ持って試合に通い詰める人。応援も飲み食いも全力でやりきってる家族連れ。グループで声援を送る人。やたら文句ばかり言ってる人。目当てのビールの売り子と話し込んでる人。
 選手ありきの人は好きな選手が出てないと試合を本気では見ません。球場でもスマホに夢中だったり、目当ての選手が出そうになければ席を長時間離れてどこかに行ってしまったり。外に出て買い物する人もいます。私は気軽に来られないこともあり、もったいないから1秒でも長く試合を見たいと考えるタイプです。食事は余裕があれば試合前に済ませ、会社帰りで時間がなければ何も買わずに席に着きます。トイレも試合中は行かないか1回で済むようにしています。通う回数が多ければありがたみも薄れて試合中に席を離れることも普通になるかもしれませんが、やはりプレーが見たいです。ホットワインでやけどした時も本当は医務室に行った方が良かったのに、試合見たさに我慢してまだ痕が残っています。さすがに後悔してます。そんな貧乏性なので「推しが出てなきゃいいわ」と試合そっちのけになる人やビールの売り子を延々引き止めてる人とは分かり会える日は来ないでしょう。でもそういう楽しみ方もありだと思います。周りに迷惑をかけなければスタイルは自由です。
 しかし、今年生まれて初めてそういう「宗派が違う人」と観戦する機会があり、お友達にはなれないと思いました。赤の他人なら平気ですが、知り合いだとあまり気分が良くないことが分かったのです。仲間を作ることは目的ではないし、今後はぼっち観戦に戻ろうと決心しました。
 


こんなファンになりたかった

 ある日、球場ですごく感じのいいファンの2人組が近くに座っていました。若いきれいな女性で、行儀よく座って応援していました。スマホを全く見ないのに驚きました。インスタ用に写真も撮らないしタイムラインも見ない。そもそもバッグから出さない。私は球種やコース、他球場の経過をチラチラ見ていることがあり、SNSもイニング間には見ていたので「おお!」と感嘆しました。今時なかなかいませんよ。しかも割とギャルっぽい華やかな感じの女性がそうなのは意外です。姿勢も良くて育ちの良さが滲み出てました。試合中に写真上げるのに夢中になっていたりTwitterに悪口書いてたり、そんな人ばかりではないんだと思って嬉しかったです。私はあんなに若くも美人でもないですが見苦しくないようにしよう、とそれから姿勢には気をつけるようになりました。彼女たちが長くファンであってくれますように。

 今季は人と関わりを持ってみましたが、やはり観戦はひとりが気楽!ここも野球での知り合いは見てないから好きなことが書けて最高!ということでソロ活動に戻ります。やってみないと分からないことはたくさんありますね。

本業(野球観戦)に使わせていただきます