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マスク不足の原因は、元気で暇な高齢者

皆さんこんにちは、ゆみ姐さんだよ('ω')ノ
巷ではコロナウィルスの話題で持ちきりだよね。
その中でも特に深刻なのが、マスク不足。
そこで、このマスク不足の原因を考えてみたよ。

まずは、基本データーのチェック

まず国内で販売されているマスクのデーターを業界団体のホームページで調べてみたよ(リンク参照)。まず販売量
・マスクの国内での販売量は約55億枚
・そのうち家庭用は、42億枚

次に在庫量ね
・マスク全体の年平均の在庫量は、8億7千万枚
・家庭用マスクの在庫量は、6億8千万枚


つまり、年間で国民一人当たりの割当量は、40枚程度(箱売りのマスク1個分弱)
もし全国民がマスクを買うと、一人5枚程度の割当額
圧倒的に供給が足りないんだよ

何とマスクの8割が輸入

次に生産額なんだけど、
・国内生産量は、年間で11億枚
・輸入量が、42億枚

なんと8割が輸入、しかもほとんど中国らしい!!Σ(・□・;)
国内の生産が11億枚っていうことは、年間を通じて、国民1人当たりの割当額は、なんと、たった10枚程度

中国からの輸入が再開しないとマスク不足は、解消しない

ということは、そもそも中国からの輸入が再開しないとマスク不足は解消しないということになる

マスク不足の原因は圧倒的供給不足?

世間やネットでは、マスクをネットで高額転売する「転売ヤー」が批判されてるよね。でもそもそも国内での供給が圧倒的に不足してるんで、普段マスクをしない人たちが、マスクを買うだけで、マスク不足が起きるのは必然なんだよ。
家庭用マスクの全てが花粉症対策と大胆に仮定すると、花粉症の期間は大体3か月程度、毎日マスクをするとすると90枚程度必要。国内の家庭用マスク販売額の42億枚を90枚で割ると約4600万人分ということになる。日本の人口は1億2千万人なんで、3人に一人程度しか買えない計算になるよね。しかも供給量が輸入停止で実質5分の一、20%程度になっているんだから、マスクを変える人は10人に一人程度しかなくなる。

マスク不足の犯人はネットではなく、元気で暇な高齢者

そこで、誰がマスクを買い占めているか、要はマスク不足の犯人はだれ?
世間やネットでは、転売ヤーが買い占めたのでマスク不足が発生しているって話になっているけど、ホントかな??
もちろんそういう人もいるだろうけど、人手と資金力に限りがある一般の転売ヤーが、全国のマスクを全て買い占めることが出来ることが出来るとは思えない。
実際、ドラックストアの店頭を見てみると一番マスクを買っているのは、高齢者。そもそも普通のサラリーマンや働くお母さんたちは、仕事に家事に忙しくて、朝の9時からドラックストアーの店頭に並ぶことなんかできないよね。
じゃ誰がドラックストアの店頭に行列できるのか?
答えは、カンタン、元気で暇な年金暮らしの高齢者だよ
ちなみに爆買いの中国人に関しては、中国政府が団体旅行を禁止した影響で1月27日以降は激減、実際店頭でマスクが消えたのは、日本人初の国内感染の奈良のバスガイドの感染が確認された1月28日以降、実際は、2月1日の週末ぐらいから店頭からマスクが消えた。ということで中国人もマスク不足の犯人じゃない可能性大。

転売ヤーは、社会の役に立っている

そこで非難ごうごうの転売ヤーなんだけど、実は社会の役に立っているらしい。もし転売ヤーが居なければ、圧倒的に供給が不足している状況で、マスクを買えるのは、朝の9時からドラックストアの店頭に行列できる、暇で元気な年金暮らしの高齢者だけ。
満員電車に乗っているサラリーマンや、共働きのおかあさん、サービス業の店頭で働く人たちはマスクを手にすることが出来なくなってしまう。
そういう人達が、普段より高額といえどもマスクを手に入れることが出来る方が、よりフェアー、公平じゃないかな

ネットでのマスクの価格は適正価格

Amazonなんかのネット通販では、普段600円程度の、50枚入りの不織布マスクが、6000円から8000円前後で販売されている。価格は10倍に高騰している。確かに普段よりは高いけど、マスクの供給量の圧倒的な不足を考えるとむしろ適性価格かむしろ安いほうじゃないかな。
なにしろ需要が、普段の何倍にもなって、供給が5分の一なんだから。
あと仮に60枚入りの箱入りマスクが6000だとしても、一枚あたりは、たったの100円。一日1枚とすると、缶コーヒー1杯程度の値段で命が守れるなら安いもんだよね。

政府は、一部割当制の実施を

とは言っても、本当にマスクが必要な人たち、妊婦さん、抗がん剤治療中雄患者さん、腎臓透析中の人たち、あと当然医療従事者なんかには、マスクは絶対必要。供給量が普段の5分の1に減ってマスクの需要が普段の数十倍にいる状況では、マーケットメカニズムだけに任せるのは危険。
そこで、必要なのは政府が一旦マスクの全部または、一部を買い取って、緊急度に応じて地方自治体なんかを通じて本当に必要な人たちに配給すること。残りは、マーケットメカニズムに任せればいいだけ。


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