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【2023WIN5】堅かった条件、荒れた条件はなんだったのか?(データ編)

さて、今年もやってまいりました1年の振り返りタイム。毎週毎週買い続けていると、気が付けば脳死でやってしまいそうになるのだが、そこはやはりポイントを抑えながらでないと当たるものも当たらない。

当方も毎週のようにWIN4を連発して吐きそうになっていた訳だが、なぜハズレてしまったのか、どうすれば的中できたのかを自分なりに分析してみることも大事だ。

それでは早速、今年行われた全56回の結果から振り返ってみたい。

2023WIN5

まず平均配当だが2762万円。堅い結果が多かったのか、荒れた結果が多かったのかは、近年との比較である程度見えてくるだろう。

近年を軽く遡ると811万円(22年)、4151万円(21年)、2241万円(20年)といった感じ。

昨年はクソ堅過ぎてつまらねえって思ってたけど、やっぱりそうだよね。

今年の場合は、まあまあ例年並みに荒れて、うまくハマればチャンスのあった年だったといえるだろう。

対象5Rの勝ち馬平均人気は、2R→3R→4R→5R→1Rの順で堅かったらしい。うーん、つまり最初と最後が比較的順当で、234Rでちょい荒れが多かったってことなのかね。

次に人気別の振り返り。

芝ダート総合

※勝率で線引きすると5番人気と6番人気の間に壁がある。1~2人気がトータルで勝率5割を超えていたなら、堅いレースの多さを物語っている。

※こちらも1~2人気のトータル勝率が5割超え。続いて3~5人気は同様。注目するなら7人気が9勝していることか。

ダート

※芝とダートで傾向が異なるケースも多いのだが、今年に関してはほぼ同じような感じ。1~2人気の順当さがあって、次に3~5人気までは同じだが、芝のような荒れ方はしていない。

これらの要素を組み合わせると1R目と5R目が1~2人気。234R目が345番人気が多かったのかもしれないね。

芝の5人気以内の勝率約80%、ダートの5人気以内の勝率が約85%なら、芝の方が波乱の要素が多い。

ということで、今年の波乱のトリガーは6番人気以下がほとんどだったことまでは分かった。

では、具体的にどういう条件が、これに当て嵌まっていたのかを調べる。

芝の6人気以下

消費税にも満たない勝率ではあるが、大体これは5レース中1回と思えば、イメージしやすいか。

重賞でちょこちょこ穴は開けているが、この数字が年間通してと思うと、積極的に狙い条件でもないか。

出現率で考えると、最もコスパがいいのは2勝クラス。まあこれ混戦にもなりやすいしね。

次点でOPとL。これは当方のイメージと合致する。

3勝クラスについては2着の多さから、少々割引が必要だ。

ついでに場所と距離にも触れておくよ。

クラス別

※ダートは芝以上に堅く、狙っていいのは2勝クラスと3勝クラスまで。芝と違ってOPやLが荒れていない。

場所

※中京は荒れやすかった

距離

※やはり1200が最も荒れてるね。2000からほぼ絶望的な数値になっているため、欲張っていいのは1800までだな。

はい、ここまで一旦まとめ。

  • 2勝クラス(OPとL)

  • 1200m(1800までが限界)

  • 京都は荒れない

こんなとこか。

では、ダートに行くよ。

場所

ダートの場合は、福島と小倉が全然荒れてなかったのね。

距離

やっぱり1200だ(笑)1800のレース数は多いけども、あまりお買い得じゃないよね。

  • 福島と小倉は荒れなかった

  • 1200の穴を狙え

  • 東京と中京もおとなしくしろ

 なぜこいつらを攻略しないといけないのか?

それはひとえに出現率の問題に直面するからだ。

WIN5で高配当を狙うには、必ずこの人気帯を拾っておく必要がある。

たとえば、5人気ないばかりを脳死で購入した際、全56回中の何回で的中できたかわかるだろうか?

結論から話すと21回。
金額としては31万2500円が必要となるのだが資料は以下。

5人気以内のみで決着したWIN5

1175万6810円の払戻。全56回で1750万円も必要となるため、赤字確定である。そらそうよ。

要はWIN5で利益を出すためには、6人気以下を的中する必要があるということだ。回数として20回が対象となるね。

これに加えて二桁人気の大波乱にも警戒しなければならない。こちらはちなみに15回ほどあった。

とまあこんな感じで雑に分析してみたけど、今のところまだまだぼんやりとしていると思う。

そこでもう少しだけ突き詰めてみたい。

対象5R中でトータル勝率5割を超える1~2人気が1勝もしていなかったケースは1回のみ。また1勝しかしていないケースも10回。億しか狙わないくらいの強い気持ちでもなければ、この辺りは割り切ってもいいはずだ。

となるとやはり1番人気と2番人気は入れておく必要がある。
ベースがこの2頭であることは間違いないだろう。

あとは、1~2人気とそれ以外の出現パターンでも抽出を試みた。

1~2人気をAとし、それ以外をBとしたところ、目立っていたのは以下のパターンである。

よくあるパターンの例

最多はABBAA、つまり2R目と3R目で波乱の発生したケース。次は最後だけ荒れたAAAABの低配当パターンと、逆の最後だけ堅かったBBBBAのパターン。

これもスッキリとはいかないながら、1~2人気の組み合わせを3つくらいで想定して残り2つで穴を狙う王道に近い買い方となりそう。

感覚的なものもあるので、これが正解だというのは言い切れないものの、一応の指標とはなるのではないか。

全56回の払戻順

水色のゾーンくらいからが、ガチ勢がWIN5をやっていて元が取れる配当圏かなあ。

今回は、この辺にして次回は騎手編を作ります。

では。

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