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全ての人に「ありがとう」

日本人は言葉にも霊が宿ると信じています。
特に奈良時代にはそれが流行したようです。

今はそれほどでもないでしょうが、日本人の心の中には、こうした概念が今も生き続けていると言えましょう。
実際に、言霊の存在を信じるか信じないかは別として、言葉で人は変われると思うのです。

私自身は、言霊の存在を信じていますし、言葉で人は変われると思っています。
例えば、何か施しを受けたときに、「ありがとうございます。」
この言葉が素直に出るか。

誰にでも入っていける感謝の言霊じゃないですか。

ただ、残念なことに多くの人がこの言霊を使うことに躊躇しています。
いつも、勿体ないなぁって思うんですよ。

私自身は、自分なりに意識はしていますよ。

コンビニでお金を払ったときに店員さんに

「ありがとう」

相手の顔を見ながら話しかけます。
そうすると、店員さんもニッコリしてくれるんですよ。

そうしたら、私も嬉しくなるじゃないですか。
もし、これが相手を見下すような態度で接していたらどうでしょうか。

決していい気分には、なれないですよね。

だから、私自身は、どうでもいいことだと言われるかもしれませんが、施しを受ける全ての人に声を掛けるようにしています。

「ありがとう」って。

だって、そうじゃないですか。
自分のために、施しをしてくれたんですよ。

私自身よく通販と言うか、ネットで買い物とかもするので、郵便局の配達員さんや、宅配便の配達員さんがわざわざ5階の部屋まで届けてくれる。
エレベーターが無いわけですよ。
それでも、届けてくれることに感謝しなくてどうするんでしょう。

もちろん、それは仕事だから当然でしょうと考えればそれは正しい。
でも、そこにプラスアルファを加えて、「わざわざ来てくれてありがとうございます。」の気持ちを込めて「ありがとうございます。気を付けてお帰りください。」と申し上げればどうでしょうか。

少しでも、相手は嬉しい気持ちにならないでしょうか。

私も、郵便配達の仕事を晩年に4年程やりました。
決して自分の希望でした仕事ではなく嫌々していたのも事実だから、正直やる気全く無かったけれど、時々そう言った言葉をかけてもらえると、「よし、ちょっとは頑張ってみようか」と言う気持ちにさせられたものです。

もちろん、そんな優しい言葉は少なくとも郵便局では誰もかけてくれなかったですけどね。苦笑

だからこそ、私的には思うんです、誰もしていないのであれば自分からだけでもしてみようと。

「すべての人にありがとう」って

もちろん、この記事を読んでくださる方にも時間を取って読んでいただき。

「ありがとう」と伝えたい。

この言葉が、少しでも多くの方に広がりますように。

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