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人生において、出世とは?

皆様おはようございます、今日もしばしお付き合いくださいませ。

私も昔は、会社員というか公務員をしていましたので、やはり出世というのは一番の関心ごとでした。

特に30代、郵政局にいた頃は、自分の席次まで気にしたものです。

席次と行ってもピンと来ない方も居ると思いますが、いわば座席の順番。

係があるとすれば、係長を筆頭にNo.2が次席、その次が通称三席、四席・・・最後が末席という言い方をするわけで、次席以外は、通称ですが。三席はいわばヒラの要であり、かなりの裁量で仕事をできる、そんなふうに見えました。

私が、最初に入った係はそんな雰囲気で次席の机はいつもきれいなもので何も机に書類等すら出さない。

全体を総括するみたいな・・・。

係長は元からそうした役職でしたしね。

三席が一番忙しそうにしていました。

末席に至っては雑用係ですから、印刷に、宛名書きにと言った仕事が山積み・・・。

だから少しでも、上にいってという思いはありましたし。

実際、課長あたりになると何も仕事すらしないというのが通り相場でした。

酷い課長になると、勤務時間中にゲームして堂々と遊んでいましたからね。苦笑

今なら大問題でしょう。

ですから、少しでも早く出世してまずは次席まで上がって・・・ということばかり考えていました。

それは、郵政局に転属してきたノンキャリにしてみれば当然の話しでした。

郵政局(当時)は基本的には、Ⅱ種試験合格者が配属される場所であり、郵便局とは別組織に上がるということで、ノンキャリアには憧れだったわけです。

早くに出世できて上手くいけば局長までのコースが約束されるみたいなイメージもありました。

そんなところですから、いわばプチ官僚状ですから。(^^♪

足の引っ張り合いとか普通にあるし、派閥があってそこに所属しないと人事で不利益が・・・みたいなものが有りました。実際、私も何度も言われました。

まぁ、かなり当時は属人的に人事が行われましたので、そうした派閥に所属することも大事だったんです。

私は、派閥とかに所属することは嫌だったので、無派閥を貫いて、一匹狼的に行動していましたね、今から考えるとすごく尖っていますよね。

でも、結果的には、ちょっとしたミスで、あっさり放り出されました。苦笑

結局、放り出されても、やはり出世欲だけは有りますから、昇任試験を受けるんですけど、どうしても郵政局時代の思いが強いから面接が上手くいかない。

そのうち、昇任試験を受けられる年齢を越えてしまって出世の道が完全に閉ざされてしまうと今度は一気にやる気を無くしてしまうんですね。

いわゆる「燃え尽き症候群」

もうどうでも良くなって、全く仕事もする気が起こらず。

適当に仕事するから、余計に評価は最悪でね。

その上、色々とトラブルに巻き込まれたりして結局、人生リセットする意味で退職。

そこからも、しばらくは上手く行かずに沈み込んでいましたがやっと上がってこれましたね。

少しづつですが・・・・。

でも、役職がとか、出世がということはあまり意識しなくなりました。

だって、「役職」なんていうのは、結局は会社なり組織を外れたら其れで終わりですからね。

いくら会社で、「部長です」「執行役員」ですって言っても。辞めればただの人ですから。

そう考えると、気持ちは楽になりました。

今すべきことは、役職などにこだわることではなく、「自身をいかに高める努力をすること」かと。

遅まきながら気づいた私に笑ってやってくださいませ。

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