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「人を寿ぐは山二つ」

「人を呪わば穴二つ」

という諺がありますが、この言葉を意味を調べてみますと。

以下のように書かれています。

人を呪うと、呪った相手と自分のために二つの墓穴が必要となる。人を陥れようとすると、自分もまた同じ目に遭うというたとえ。

人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)とは? 意味や使い方 - コトバンクことわざを知る辞典 - 人を呪わば穴二つの用語解説 - 人を呪うと、呪った相手と自分のために二つの墓穴が必要となる。人を陥れようとすると、自分もまた同じ目に遭うというたとえ。[使用例] やっぱり悪いことは出来ないもので、その蝮を把り出すときに誤って自分が咬まれてしまって……。〈略〉人を...

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と書かれているように、人を恨めば自分も同じような目に遭わされるというたとえと言うことでいわゆる負の連鎖を引き起こすと言うことを指しています。

そこで、私お得意の言葉遊びなのですが、こんな風に右考えるとどうなるのかと思ったわけです。

「人の幸を願うは山二つ」

私が勝手に考えた言葉ですが、人を呪うの反対語的に書いてみました。

最近の言葉では使いませんが、大和言葉としては、「寿ぐ(ことほぐ)」または、「言祝ぐ(ことほぐ)」と言う言葉も有るようです。

ですので、この古語を使って改めて書き直してみれば、

「人を寿ぐは山二つ」

と言えないでしょうか、
穴というのが、自分の墓穴を指すのであれば、山というのは、「富」を表していると解釈できるように思えます。

「宝の山」という言い方をしますから。

と言う風に考えていくと、私たちが本当の幸いを得たいのならば、呪うのではなく祝う事だと思うわけですね。

更に言えば、口に出すにではなく、神に告げる(思う)と言うことかなと思うわけですね。

図らずも、「呪」という字と「祝」という字は偏の違いなんですよね。

旁は同じ「兄」なんです。

これもなんだか対義語のように感じませんか?

改めて自分で書いていて思ったのですが、呪うのではなくて祝うことで、人生大きく変わるんじゃないかと思ってしまうわけです。

改めて言いますよ。

「人を寿ぐは山二つ」

この言葉を実践してみては如何でしょうか?

大事なことなのでもう一度言っておきますね。

「人を寿ぐ(ことほぐ)は山二つ」

大事なことなので2回言っておきました。

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