初めての経験…その対処法とは?
みなさん、初めての経験と言うと何を最初に思い浮かべますか?
人それぞれ思い浮かぶことは有るかと思いますが、本日のお話しは、経営者がトラブルを起こした際などに言う言葉。
「このようなことは初めてで」という言い訳
これは正直見苦しい。
少なくとも会社の経営者は会社の代表であり責任者なんですから、従業員とは違う。
少なくともそうしたことに対して言い訳をするのは見苦しいし、今までそうした修羅場を経験せずに出世したから、トラブルがあるとアタフタするんでしょうね。
情けない話です。
少なくとも色々な経験値をもっと持つべきだし、少なくともそうした修羅場を経験した人を本当はトップに据えるべきなんでしょうけれど、事なかれ主義が蔓延していると言えるのではないでしょうか。
初めての経験となることを少しでも減らそうと思えば、一番簡単な方法は、個人的には経験を積むことに尽きると思いますが、それが敵わない時は、一番手っ取り早いのは、伝記などを読むことではないでしょうか。
いわゆる疑似体験を積むこと
私は、若い頃には、郵便局の管理者を目指していましたので、リーダーとはどうあるべきかという視点から、陸海軍の将校の伝記を数限りなく読みました。
山本五十六はもとより、井上重美、米内光政、東条英機、石原莞爾、秋山好古…等々
そうして、あらゆる想定しない場合の決断の仕方などを自分なりに落とし込んできました。
結果的には、当時の上司により放逐されてしまって管理者への道は閉ざされてしまいましたが、そうした経験値を積んだことで、今は役に立っています。
全てのパターンに当てはまらないでしょうが、少なくとも対処という点では応用が利きます、むしろ、そうした応用が出来ると言うことが大事なのではないでしょうか。
そうすれば、多少でもこれ初めての経験で・・・などと言って醜態をさらすことも少なくなると。
個人的にはそう思っています。
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