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黒猫流写真講座 21 視点を変えてみる

おはようございます、今日もしばしお付き合いください。
写真の基本は、脇を締めてしっかりカメラを支えるのが基本ですが、時には視線を変えてみるのも面白いかもしれませんよね。

私が鉄道写真を撮影するときによく使ったのが、地べたに這いつくばって下から見上げるように撮影したりしていました。
アクロバット撮影といわれていましたが・・・・。笑

だから撮影に行くときは汚れてもかまわない服装をして、リュックサック型のカメラバックにカメラを入れて・・・と行きたかったのですが、普通のリュックしか持っていませんでしたので。カメラを1台1台、キルティングの袋で巻いて、レンズは厚手の靴下に入れて・・・結構涙ぐましい努力してるでしょ。苦笑

話が全く違う方向に行ってしまいそうなのでこの辺で軌道修正。

今日は、変な撮影していたという話ではなくて、視点を変えるということで、実は今から12年ほど前に松阪の駅弁で有名な新竹商店が経営するドライブインで個展を開催させてもらったことがありました。

私としては初めての試みだったのですが、そのときに決めたテーマが「花暦」で、四季の花と鉄道ということで約3ヶ月ほど展示してもらいました。

展覧会初日は前日に台風が襲ってということで、新聞社の取材も何もない寂しいスタートとなりましたがそこそこ来場者は在ったと後で聞きました。

そのときに撮影したのは、先ほども書きましたように「花と鉄道」なんですけど、今までのそうした作品では、鉄道が主体で花を主体にして鉄道を従にする写真は少なかったので、あえてその手法をとることにしました。

すなわち、花がクローズアップされて肝心の鉄道が後ろにぼんやり・・・。

正直この写真展では、賛否が分かれたと聞いています。
そうでしょうね、当時の常識では鉄道写真は鉄道がメインであり、あくまでそれ以外の風景は添え物的な意味合いが強かったですから。
最近になって、一部のプロ写真家がその手法を取り入れたそうで、そうした作品が増えてきたようですが・・・。(^◇^)

私の方が実はそうした写真の撮影の仕方は早かったんですよとさりげなくアピールしておきます。笑

そうした意味では、今までと違う写真を撮りたかったのだと思います。

写真に限ったことでは在りませんが、視点を変えることで今までと違った世界が見えてくることは良くあることです。

ぜひ、今まで撮影している方法を疑ってくださいね。
これを逆にしたらどうなるの?見たいな自由な発想で

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