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度量のある人、無い人

少し前の話なのですが、ある方と待ち合わせして飲食店に行った際の話です。
混み合っていて、下げたテーブルに水が少し残ったコップが残っており、たまたまそこに待ち合わせていた方と座ろうとしたのですが、その方が店員さんを捉まえて、
「ここに座るから綺麗にしてよ・・・」と、傍目で見ていると上から目線で指示しているのでした。これを見て、この人の限界はここまでなのかな・・・とふっと思ってしまったのです。

人に対してどのように振る舞えるか、些細なことですが、こうしたちょっとした言動で、その人の心の広さと言いますか度量が計れるような気がします。

度量の狭い人ほど、些細なことで文句を言いますし、度量が広いひとは、そのようなことは言わず常に相手の立場に立って対応できるのかなと思ってしまうのです。
本当に些細なことですが、いくら身なりが立派でも度量が狭い人は結局、その程度なのだなぁと思ってしまうわけです。
逆に、度量の広い人は、どんな場所で会ってもどこか光っている。そんな感じがするのです。
度量の深さというのも、一朝一夕にできあがる者では無く、日々の精進によるものだと思っています。
精神論というわけでは無く、自分自身の行動の中に落とし込んでいくことで無意識のうちに行動できるようにしていくのが大事なのかなと思っていますし。
子供が居る家庭では、まず自らが子供の手本になって、行動することが重要なのかなと思ってしまいます。

私も細やかですが、少しでも度量の広い人になれるように意識して行動しています。
間違っていたら、すなおに「ごめんなさい」
教えを請えば相手が子供であっても、「礼を尽くす」
施しを受ければ「ありがとう」
食事をいただく時は、手を合わせて「いただきます」
こうしたことが生活の一部になりますと、常にそれが自分の行動の一部ですから何ら違和感が無く行動できると個人的には思っています。

まぁ、私の度量なんか、まだまだ小さいですけれどね。


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