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親しき中にこそ礼儀あり

みなさま、こんばんは。今日は、「親しき中にこそ礼儀あり。」と言うお題でおあ話をしたいと思います。

「親しき仲にも礼儀あり」と言う故事を皆様聞かれたことが有ると思います。
この意味を間違って理解されている方は少ないと思いますが、辞書を紐解いてみますと

仲が良くとも、度が過ぎて礼を失するようなことがあってはいけないという戒め。
親しいことにより遠慮がなくなっていき、それが不和の元にもなるということ。
「仲」は「中」とも書く。
「親しき仲に礼儀あり」ともいう。

と書かれています。
読んで字の如しですよね。

これは、ネット上のお付き合いとかリアルなビジネスの場合だけに限りません。

初対面ではお互いのことはわかりませんから、お互いに礼を尽くした話をする、しかし、何度も会っているうちに親しい間柄に成ってきます。
何時までも他人行儀でスト、逆に相手に敬遠されますが、1回か2回しか会っていないのに、やけに親しくというか馴れ馴れしくするのも困ったものですよね。
度が過ぎるというのでしょうか、結局ダメになってしまいます。

人と言うのは時に親しくなると、ついついタメ口で喋ってしまったりします。
それはそれで良いと思っていますし、何時迄も慇懃な口調で話されるよりも多少砕けた口調で話される方がお互いに親しみを感じるものです。

特に、最近は、SNSの普及で、ついついそうした部分が軽薄になっているような気がします。

しかし、そこにも自ずと限界は有り、その一線を越えてしまうともう人間関係は崩壊するしか無いと言われています。

まぁ、それが嫌で所詮SNSのお付き合いなのだから、親しくしてくれるな・・・見たいな人も出てくるのだと思いますが、それは今回の話とは別のお話なので割愛させていただきます。

例えば、一番いけないのは親しくなったからと言って、「お金の貸し借り」これをしてはいけません。

例えば、飲みに行って今日は奢ってくれよ、次回は僕が払うからというのは、有りです。

でも、生活苦しいから金貸してよ。
というのは、友達を失う第一歩と肝に命じてください。

残念ながら、私の知り合いの社長にそんな人が居ました、人をATMのように思っている。

「すまないが、運転資金が足りないので貸してほしい。○○日には返すから・・・。」

こちらは、相手を信じて借用書もなしに貸すわけですよ。
   ・・・それが当日になっても返さない。

何ヶ月か経って請求したらまた適当な事を言って結局払わない。
最初に貸した時は最終的には元本だけ返してもらいましたが、幾ら親しいからと言っても、人を上手く利用しようとする人は避けるべきです。

みなさまも、大切な友人を無くしたくなかったら、「間違ってもお金の貸し借りはしないでください」

親しき中にこそ、礼節が大切なのです。

それでも、本当に困っていると思ったときは、お金は帰ってこないものと思って貸してください。
それが余程精神衛生上良いかと思います。
まして、それでお金を返さない人はそのままさよならすれば良いんです。

さすがに、更に追い銭を請求するような人は少ないでしょうから。


今日は重い話題になってしまいましたね。苦笑

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