大きな視点、小さな視点

この記事は元々2年ほど前に書いた記事ですので、その辺を割り引いて読んでいただけると嬉しいです。

ここ最近のトレンドとして、電気自動車が話題になっています。
ガソリン車が淘汰されて、電気自動車が主流になるのではという意見もあるのですが、実際にそれほどうまく行くのでしょうか?
電気自動車の動力源は、電気ですが、電気はどこで充電するのでしょうか。
家庭で充電できると言う方もいるかもしれません、家庭で深夜電力を使うと言っても家庭で充電する家庭が増えれば、夜間は余剰気味だったから深夜電力ということで割り引いていたのが、深夜も昼間と変わらない程度の電力が必要となれば電気料金を上げざるを得なくなるのではないでしょうか。

また、電気の充電ステーションをガススタンドとは別に設ける必要も出てきます。
少なくともガススタンドでのガスの使用は減ったとしても電力を火力並びに、水力、それに太陽光に頼るのはあまりにもお粗末ではないだろうか。
実際に、メガソーラで火力発電所1基分程度の電力を出せると言っても今後電気自動車や更なる情報化によりサーバーなどの電力需要が増大しないと言えないだろうか。

少なくとも、今後さらに通信技術が発達し、ビッグデータの活用といわれるような情報処理がさらに進むとき、現在の1/10程度の消費電力で稼働するコンピュータが開発されない限り、エネルギーを電気だけに頼ると言うのは逆に不安が大きいと思うのです。

まさか、原子炉を積んだ自動車なんてものが作れるわけがないのですから、日本の車業界は、電気自動車も視野に入れつつも燃料電池等に注力するほうがベターなような気がします。
エネルギーが足りない‥‥と世界が気付いたときに。
必ず、エネルギー争奪戦による戦いが起こったりするわけですから。

何でもかんでも、世間の流れが右だからと言って、右に流されるのも良くないし、左だからと言って左に流されてもいけない。
大きな波が来て流されそうになると、私はいつも少しだけ高い所に立って、俯瞰するようにしています。
電気自動車が世界で注目されているからといって、電気自動車に一緒に競争の渦に入って良いのかと。
その際の電気の供給はどうするのだろうって・・・。
過剰な太陽光発電も然り、結果的に更なる大きな環境破壊(自然サイクルの破壊を自ら行って野生動物との棲み分けなどをできなくしている)に繋がって行くわけで、いずれ大きな付けを払わされることが来るような気がします。
実際、過剰な太陽光発電の問題が住民問題として認識されるようになってきています。太陽光買い取りの関係で、駆け込みでメガソーラーを建設しようとする業者が駆け込みで増えていますが、安易に妥協することなく、本当に太陽光発電が山の中などに建設されて自分たちの生活が本当に支障がないのかと言うことを考える必要があります。
太陽光は必ずしも自然環境に優しいものではないこと、太陽光パネルをビルの上などに設置するのであれば全く問題無いですが、自然破壊してまで作るべきではないというのが私の個人的な考え方なのです。

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blackcat

鉄道ジャーナリスト&日本国有鉄道研究家の加藤好啓です。こちらでは、鉄道にかぎらず、ちょっとしたエッセイ風の書き物などをできるだけ毎日投稿させていただいております。
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