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「行く年来る年」ならぬ、「去る人来る人」

「行く年来る年」ならぬ、「去る人来る人」ということでお話をさせていただこうと思います。

昨年は、年明けから色々と良い話しが舞い込み、良い縁を結ばせていただいた反面、悪縁とまでは行かなくとも、あまり好ましくない方は勝手に向こうから去って行ってくれるという面白い1年でした。
人間力を高めることは。結果的にそのような流れを作っていくのかも知れません。
良い流れという点では、多くの方と出会い学びを得られる機会を得ると共に、さらにそこからSNSでつながり更に強固な付き合いになった人も居る反面、相手から去って行くそんな人も居ました。

まぁ、困っている人が居るときに傘を差し出して、自らは濡れて帰るようなことをしてしまう自分からすれば、困っている人に対して傘を差し出すどころかさらなる担保を要求するような人間はこちらから願い下げなんですけど。
こちらから、お前なんかとは絶縁だという前に、向こうから「あんたとの付き合いはこれまで」と言ってくれたので、こちらとしては内心「やったー」と快哉を叫んだものでした。

こちらから言えば角が立つけれど、向こうから去ってくれるというのならばこちらは追う必要もないわけです。
思い起こせば、私が堺郵便局に降格したときですから30年近く前でしょうか。
そこで集配課から保険課に配属された新人が色々困りごとなどの相談に乗ったり、文章の代筆をしたりそれこそ、様々な点でお手伝いをしてあげたものでしたが。
最近になって、人に金を貸したら貸し倒れになったとかでまとまった金が入ったという。

それで、ちょっと金を貸して小銭を稼ぎたいという・・・そこで、たまたまつなぎの資金が要るという人が居たので紹介したら・・・・。無茶苦茶な利息を要求するし、更にそれ相応の担保を差し入れろと言うので、思わずこちらも激昂して、「何様のつもりなんだ」と強く言うと、命の次に大事な金を貸すんだからそれくらいのことしないとという・・・もちろんそうであろうが、正直それを聞いて暗澹たる気持ちにさせられたのも事実だった。

それ以前にも、ちょっと嫌な気分になっていたのですが、更に向こうからは、「これで加藤さんとの付き合いも最後やなぁ」と最後通牒を言ってくれたので、もうこちらとしてもこれ以上に引き留める理由もないので、そのまま電話を切ったわけですが。

思ったことは、彼の生き方というのは金に振り回される人生を今後歩んでいくんだろうなぁと思ったわけですね。
まぁ、これは考えると言うよりも個人的に思っただけですから、実際にそうなるか否かは判りませんが、少なくとも私の友達リストからは永遠に消えたというわけです。

短絡的に法外な利息を取って更にと言った強欲なことをしようとした彼は、「焼き畑農業的」なことをしてしまったわけです。

目先のことばかりに追われていると、どうしても雑事に追われ、悪事に引き込もうとする人たちの甘言にコロリと騙されてしまう。
そんな気がするのです。

あくまでも、昨年の出来事から象徴的だった事例を一つだけ書いてみました。

ここで得るべく教訓は二つ

困った人に傘を差し出さず、更に不幸に追いやるような人は必ずそのつけは自分に返ってくる・・・・「情けは人の為ならず」です。
そして、小金を持って変わる人は金に人生を縛られている人だということです。・・・・「小人閑居して不善を為す」です。

いずれの諺も。気になったら是非ご自身でも調べてみてくださいね。

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