界アンジンのアンジンとは
温泉宿の安パイ(お部屋も食事もお風呂もものすごく期待を上回るわけでは無いけれど裏切られない、安心して泊まれるという意味です)とわかった界シリーズ。お次は伊東にある"界アンジン"に行ってみました。
伊東には"界シリーズ"は2軒あります。界 伊東とこのアンジン。アンジンってなんだろう?と思っていたら、子どもから"そりゃあ、三浦按針でしょう"と言われ、初めて三浦按針について知りました。
目の前の海でイギリス人の航海士だったアンジンさんが西洋風の船を造ったらしい。もともとは遭難した船に乗って日本に辿り着いたアンジンさん。
夜の時間にアンジンさんの生い立ちについての上映タイムがあり、学ぶことができましたよ。
安パイとはいえ、見た目はがっかりするという書き込みを見かけていたのですが、たしかに。伊東の駅から歩いてくると海の前に立つ黒いビルが見えて、あれのことなんだろうなとすぐにわかりました。取引先の本社にでも来たような気分になりました。
一応、裏側にステキな入口はあるのだけど、
海側から行くと、え?本当にここ?という感じに玄関に導かれました
帆船をイメージしているので、チェックインをすると乗船券が渡されて、番号を呼ばれてお部屋までご案内されます。
外廊下なので、元々はマンションとかだったのかな、、
お部屋はコンパクトですが狭すぎず。なんといってもお部屋の目の前が海。ここまで目の前に泊まったことはないかも。
お風呂は最上階。露天風呂もあります。お風呂の手前の休憩処では、なんとビール飲み放題。アイスも食べ放題。
ビールは少し苦いみのある"インドの青鬼"だったので、私はリンゴ酢のジュースと混ぜて飲みました。
界シリーズのご飯は、デフォルトのコースか特別会席が選べる仕組み(予約時にも選べますし、前日?までに変更もできます)のようなのですが、今回の特別会席はブイヤベース。正直特に惹かれなかったのでデフォルトのコースにしました。こちらにもブイヤベースが付いているのですが、特別会席のブイヤベースは伊勢海老が入っていたりと具材のグレードが上がるのだそうです
イギリスも意識しつつ、伊豆の地物も活かしつつ。和洋折衷だしお酒どうしようかなと思ったらペアリングプランがありまして。付けてしまいました。
一挙お見せします
当然食べきれず。すぐ隣のスーパーで買い出ししてあったおやつにも手をつけられなかったほど。
続いて朝ごはん。
スコッチブロスってなに??となりましたがそれ以外は和風のお品書き。見た目以上のボリュームでお腹いっぱい
お風呂は屋上にあり、同じく目の前の海を眺めながら入る感じ。露天風呂も広くはないし、車通りのある道路に面しているので横道歩道の音が聞こえたりもします。
というわけで、都会から離れてのーんびりという感じではないですが、公園や漁港をのぞいたり伊東の街をぷらぷらしたり気軽な1泊旅にはよかったです。
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