F教授、許しがたい

K大学のF教授とその一派が許しがたいのは、この状況で医療機関や行政職員が疲弊しきっていても、コロナ以外の疾病に対応する医療供給力を維持するために奮闘している事を無視していることです。

彼らはコロナで犠牲になるのは高齢者だけと矮小化し、事の本質を見ようともしない。

高齢者で治療をすることによる生活の質の改善が見込まれない場合は、人工呼吸器などは差し控えられる事もある。これは平時からもそうです。

しかし今深刻なのは、回復の見込みのある若年層でも人工呼吸器が必要となる病状になり、更にコロナ以外の疾病への対応に十分なリソースを割けないことでしょう。

緊急事態宣言という手段が良いかと言われたら、そこは私の立場からは具体的に申し上げられないが、感染拡大対策自体が不要だと言われたら「何を言っているのか」と怒りを禁じえない。

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