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ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所@作並駅

仙台1泊旅行2日目


友達が言ったのか私が言ったのか仙台での観光に、ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所が候補に上がった。

友達は飲めないのだが工場見学は好きなのだ。

私は北海道が好きでよく行くし、札幌に住んでいたこともあり過去ニッカウヰスキー余市工場は何回も行ったことがある。
ただ試飲とか見るだけで、工場見学はしたことがなかった。

旅で余市方面を通りかかった時にふらっと時間あるから寄る?みたいな感覚。

そんな訳でウヰスキーを作る工程を見るのも良いなと今回予定に組み込んだ。

JR仙山線作並駅

ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所は、JR仙山線作並駅が一番近い。

電車に合わせて工場から送迎バスが来ていた。

場所は、JR仙山線作並駅が最寄り。

昨日は11:07仙台駅発の快速山形行きに乗り
38分で着いた
降りたホームから撮った風景
こけしがお出迎え


駅の外から見た風景

駅前は案内板以外何にもない。

ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所は作並駅からは車で5分、2.3kmの距離にある。

ほぼ一本道


工場見学は予約が必要


友達が予約してくれていたが、していないと満席で見学できないこともあるので、工場見学をしたい人は予め予約した方が良い。

予約サイトはこちら☟

所要時間は70分だった。
(その後試飲などがある)

予約してなかったと思われる人が、次の回もいっぱいで次は14:30です、と言われていたのが聞こえた。

自然豊かな工場敷地

東京ドーム4個分の広さで、電柱は地下に埋められ、自然の景観を損なわないように配慮されている。

『木を切るな、自然の地形をそのまま残せ。』と言ったそうで、
(感動)

この土地に工場を作ると決めた時に、創業者である竹鶴政孝氏がこだわったことだ。

建物をレンガで作るのもそのこだわり。

美味しいウヰスキーは自然が生み出し、人はその手伝いをするもの。

もともとはスコットランドに似た風土の余市に工場を構えたニッカウヰスキーだが、複数の蒸溜所があると異なる個性のモルトが生まれて、それらをブレンドすることでウィスキーの美味しさの可能性が大きく広がるということで、次なる蒸溜所の場所を求めたニッカウヰスキー。

ご子息の竹鶴威(たけし)氏が土地探しを行った。

広瀬川と新川(ニッカワ)というふたつの清流に恵まれた地を見つけて、そこの水でウィスキーを割って飲んだ竹鶴政孝氏は、すぐにこの地に工場建設を決めたそうだ。

最初にこの話を映像で見せてもらってとても感動した。

余市の蒸溜所の見学もしたくなった。

ウィスキーの作り方

工程

1.製麦
大麦を発芽させて乾燥し、麦芽を作る
2.糖化(仕込み)
麦芽のデンプンを糖化させ、麦汁を作る
3.発酵
麦汁を発酵させて、アルコールを生じさせる
4.蒸留
蒸留し、アルコール度数や純度、香気成分を高める
5.熟成(貯蔵)
樽で寝かせて熟成し、味わいや風味を生じさせる
6.ブレンド
原酒同士を混和し、品質を安定させる
7.瓶詰め
出荷できる状態にする

https://chibasake.com/

ウィスキーの酵母を入れるのだけど、ビールと製法は途中まで同じ。
ホップを用いるのとビール酵母を使うとビールになる。

ただビールとウィスキーでは発酵期間も異なる。

宮城峡のポットスチル
余市のものと形状が異なるそうだ

余市と宮城峡では、蒸溜の仕方も異なっていて、余市では創業以来変わらぬ『石炭直火蒸溜』という方法で蒸溜していて、宮城峡ではスチームを使い、じっくりと130℃ほどで蒸溜する方法を採用している。

この宮城峡でのスチームを用いた製法で、華やかでフルーティー、豊潤な個性を持つ原酒づくりに成功したとのこと。
(余市は、力強く重厚な原酒。)

試飲

ツアーが終わると試飲ができた。

左から、
Apple wine
スーパーニッカ
宮城峡


これは、、、
好みなんだけれど、
私はやはりウィスキーは、
サントリーの山崎とあとザ マッカランが好き。

私が初めて飲んだウィスキーは、
ザ マッカラン18年だった。 
美味しかった!

あとは宮城峡と余市なら余市の方が好き。
シェリー&スイートが好きだった。
(飲んでしまってもうない)
昔は今より安かったからたくさん買っておけば良かったわ。

でも宮城峡がおいしくない訳ではなく好みの問題。

楽しい工場見学だった。

(写真はInstagramにまとめ)


余市と、山崎の工場見学も行ってみたい。

モノづくりって本当に素敵。
こういう仕事に携われるのも良いなぁと思った工場見学だった。

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