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大原の里から〜志ば久

翼の王国(ANA機内誌)

11月に心の洗濯をしに北海道へ。

基本飛行機はANA。
(こだわりはないのでJALにも乗ってみたいけれど慣れているのもありついANAに。)

ANAの機内誌『翼の王国』はコロナ禍にデジタル化されたので、事前にダウンロードして乗ることが多い。

新千歳空港までのフライト中、空の上で読むことにしていて、その中の『おべんとうの時間』というコーナーが好き。

おべんとうの時間

心の洗濯、北海道行きの往路。
翼の王国10月号の『おべんとうの時間』を読んで、いたく感動してしまった私。

翼の王国2023年10月号

この京都・大原のしば漬けのお漬けもの処『志ば久』の久保勝さんの書いた文章に心打たれた。

小学校時代の思い出、恩師との文通からとにかく感動してしまった。

お便りを出す

悩みに悩んだ末に久保さんにハガキを出した。

久保さんも昔旅先から風景印で恩師に頼りを出されたそうだし、山も登られていたそうだから、
北海道から風景印でお便りを出そうと決め、旅先から投函した。

本当に悩んだのだが、やはり
このエッセイで、それまでの仕事の疲れとか色んな諸々がすうっと溶けて、これから数日の旅がより楽しめるようになったし、何よりとても心を打たれたのだ。

それでお便りした。

翼の王国2023年10月号
『おべんとうの時間』より
翼の王国2023年10月号
『おべんとうの時間』より

大原の里から

今週半ば、父から黄緑色の封筒を渡された。

『カレンダー在中』とある。

差出人を見ると、まさかの久保勝さんだった!

中にはカレンダーとお手紙が入っていた。

裏がハガキになり、
出せるようになっている

びっくりした!

まさかお返事をいただけると思っていなかったのだ。

お手紙には、

私のハガキが届いた頃繁忙期で返信が遅くなったことのお詫びや、
久保さんは50代の頃、幌尻岳やトムラウシ、阿寒などに単独行して、ナキウサギにも遭遇したことなど、
書いてくださっていた。

再び、感動。

カレンダーがハガキになっていて、
毎月誰かに出す楽しみがある☺️

千枚漬

何か買おうと思い、そのままになっていたので、父の好きな千枚漬や、ちりめん山椒を買うことにした。

春になったら、ふきの商品も買いたい。

カレンダーのお礼のハガキも書いた。
(ご負担になると困るから、返信は不要とも書き添えた。)

ハガキは年の瀬故、
山種美術館で買っておいた東山魁夷の『年暮る』にした。
京都の冬を描いた作品。


お忙しいのに、時間を割いて下さった久保勝さん、お手紙とカレンダーありがとうございました。

千枚漬、楽しみだ。

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