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北九州市漫画ミュージアムへ!

⇩こちらの記事を読んで・・

江口寿史の漫画が読みたい!

という衝動を抑えられなくなりました。

私は特に漫画好きではありません。子どもの頃、漫画雑誌は姉たちが買ったものを読んでいたし、全巻読んだ作品は片手で足りるくらいだと思います。
そんな私が唯一自分で買って夢中になったのが、江口寿史の『ストップ!!ひばり君!』。絵がすごくキレイで可愛くて、それでいてギャグ漫画というギャップにハマって単行本の発売を心待ちにしていました。80年代のこと。

『ストップ!!ひばり君!』の前に描かれた『すすめ!!パイレーツ』は当時から気にはなっていたのですが、読まずにきてしまいました。江口寿史熱を刺激され、どこで読めるかな~・・と思案していると「そうだ、あそこ!」。思いついたのは北九州市、小倉駅前にある北九州市漫画ミュージアム。松本零士をはじめ、数々の漫画家を輩出している北九州市が漫画のあれこれを展示し、漫画図書館では7万冊の蔵書を読むことができる漫画スポットです。蔵書検索すると『すすめ!!パイレーツ』ありました!

漫画ミュージアムが入っているあるあるシティはアニメショップやコスプレグッズのショップ、まんだらけなどが入店していてポップカルチャーの拠点のようです。入場料を払って展示コーナーをさらっと見たら、いよいよ漫画図書館へ。子どもから年配の方まで、思い思いに漫画を読みふけっていらっしゃいます。私もカウンター席で『すすめ!!パイレーツ』を広げました。

第1巻、パイレーツを勝手に草野球チームだと思っていたら千葉に誕生した(架空の)プロ野球チームの話で、実在の球団、選手も登場するコテコテな感じのギャグ漫画でした。絵の初々しさに、漫画家江口寿史誕生の瞬間を感じて感無量。しかし第2巻まで読んだところで時間がなくなってきました。慌てて最終巻の11巻をパラパラとめくり、隣にあったひばり君も立ち読みしたら、今読んでもおもしろい!!かなり細かく覚えていましたが「あ~、こんな人おったねぇ~」と蘇ってくるキャラもいて、改めて全巻読みたくなりました。

noteでの出会いから、突如として再燃した江口寿史熱。おかげで遠い昔の忘れ物を回収できたようです。ありがとうございました。


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