私の漫画ログ7

前回の続きより。
水の都…ヴェネチアに着いた。道路の下が水で交通路がここでは車ではなく船という一見したらファンタジーな街と思うけど…似たような路地裏がいくつもいくつもあり迷路でしかない。一旦迷子になったらもうやばい事間違いなし。助けに来てくれる王子様もいない。
ヴェネチアのホテルは豪華だったけど…引率の先生がヴェネチアングラスは有名だから買っとけみたいなのを生徒全員に言い…なんか買った。初めて海外でわけのわからんグラスを高いいくらかわからないものを買った。大体にして1万円らしい。
海外のお金が全然わからなくて私はもうやばいなと思う。

何日かそろそろ記憶が曖昧だけど確かイギリスに行く前にフランスにまた寄った?気がする?

ルーブル美術館に行ったりベルサイユ宮殿とか行った記憶あるし鏡の間を通った。どっちもクソ広い。トイレは有料。トイレ紙も有料で海外の厳しさを知る。日本が無料でトイレ使えたりトイレ紙使えるなんてさ、奇跡だよ。

ルーブル美術館の本物のモナリザの絵が半端なく人気で近づけなかったので遠くからからしか見れず私にはモナリザの絵はA4くらいの大きさに見えました。有名な絵画やら彫刻がこれでもかとあり、1日で見ることは不可能なルーブル美術館です。有名な教科書にある「受胎告知」の本物もでっかーく飾られておりもはやいちいちじっくりみていたら目が疲れる。団体行動だから逸れるわけにはいかないし。

フランスがなんかちょっと寒くて…先生達からイギリスはもっと寒いと聞いて私と友達は青ざめました。日本では季節は夏だったしローマやらイタリアは気温が高く日焼け止めがないとやばい状態だったので…凡ミスで…長袖の上着みたいなのを持ってきていなかったのです!

仕方なく空き時間で私と友達はわけのわからないデパートか何かの商業施設に入り上着を探しまくりました。何せ時間がないし、値段も読めないしどうしようもなくしかもなんかすんごいババくさい上着を選んでしまった。というか無かった。他に。

仕方なくババくさい上着を持ちイギリスへと向かったのです。実は私はこの度の最終地のイギリスに少々憧れていた。まず建物が可愛い。煉瓦作りでどこをみてもおとぎ話のようなファンタジー感。どっかの城を外から眺めガイドさんが「ここは幽霊が出るくらい古いんだ」とか早速イギリスの幽霊自慢してくる。

ちなみに自由行動で自然史博物館か英国博物館班に別れたのですが私は自然史博物館チームへ行きました。何せ私の好きな恐竜の骨とかあるからね。そっちのがワクワクするなと思って。今思えば英国博物館にすれば良かったって思うけど。モブ顔ネタのために。

自然史博物館の中もめちゃくちゃ広いね。友達三人と回って休憩したりしながらデカイ骨やらをみていきましたね。で、ちゃんと恐竜の土産コーナーがあって目をキラキラさせる少年のような気持ちで買ったね。恐竜はいいよ。こんなデカイもんが太古のさばっていたんだから。人間なんてほんと小さな存在だし色々考えすぎてダメになる。

結局その後英国博物館へ行った友達達と合流して各々の感想を言い合い、その後…友達がいきたいと言ってやまなかった…恐ろしい場所へ行くことになる。

…イギリスで有名なまぁ言ってみれば超おそろしいお化け屋敷みたいな場所。日本のそれを凌駕しており空気も暗くジメジメして通路に沿って歩くけどもあの有名な切り裂きジャックが殺した現場再現みたいなんあって血みどろで恐ろしく、皆で血だらけの撮影スポットみたいなので写真を撮ったり、リアルな生首の模型で気持ち悪くなったりした。

そしてついになんか狭い部屋で説明されてる時…。私は最高に気分が悪くなった。この建物は普通にお化け屋敷だけど本物も出るらしいとの噂があったらしい。狭くて密集した部屋で閉所恐怖症が出たかもしれないけど。なんか直感でこの先に行くな!ってのがバシバシ来て大変悪いが私は先に進むのを辞退した。友達一人が付き添いでいなければダメだと言われその友達にはとても悪いことをしました。怒ってると思う。私は一人で待っておくつもりだったけど。もうそれほど恐ろしい曰く付きの場所ってことわかって欲しい。ロンドンで一番怖い場所。

後、ついに最後の場所に来た。私が一番行ってみたかった有名ミステリースポットである。そう、あのストーンヘンジだ。宇宙人が作ったという説もある。これは萌えた。何の為に作られたのか全くわからない変な場所!!そして本物が観れるという。その前に遠くから見た街も印象深いけど忘れた。三日月みたいな街。

ストーンヘンジでは日本語のガイドの機械を渡せれ回った。感動した。なんの変哲もない石で作られたサークルの柱が並んでいる寂れた場所にあったけど、寒かったけどこのわけわからん場所は好きだった。イギリスの空気は日本に近い。ご飯は信じられないくらいまずいけどね。あまりの不味さでこの国は紅茶とお茶菓子さえあれば生きていけるんだ!と思った。さすが不思議な国だ。イギリスパンは硬い。皆この頃になると日本食が非常に恋しくなる。米などが日本の主食はありがといことだ。2週間も米を食べてないとそうなるのか。紅茶はお土産に買った。

しかし友達の一人がなんと!カップラーメンを持ってきており全員の目が変わった!もはやちょっとでいいからくださいと土下座し頭を下げる始末だ。海外に行く際は日本食常備で行くといい。絶対に恋しくなるから。

ということで貴重な海外研修の話でした。多分もう行くことないだろう。



白黒/web漫画描き/3月29日生/O型/サウスポー 漫画のお仕事ください…。