014危険

危険な取引先を見極める

フリーランスとしていろいろな取引先を相手に仕事をしていると、時にはあまり関わりたくない相手に遭遇する事もあります。
会社だと上司や同僚に嫌な人がいた場合、関わりたくないと思っても逃げようがありません。自分が会社を辞めるか、相手が辞めるか異動にでもならない限り嫌な相手とは何かしらの関わりが生じる可能性があります。

フリーランスの場合、「この人とは仕事をしたくない」と判断すれば取引を停止するという最終手段があります。世の中にはいろいろなタイプの人がいますが、僕がフリーランスで仕事をしていて、「一緒に仕事をしたくない」のはこんなタイプでした。

1、とにかく電話してくる

とにかく何でも電話してくる人です。営業マンに多いタイプです。
確かに営業で外に出ていると忙しいので電話で連絡するのはわかりますが、メールをしてからわざわざ「メールを送りました」と確認の電話をかけてきた時は閉口しました。
電話というツールは伝える方も受ける方も、伝達ミスが発生する確率が増えますし、後で言った言わないのトラブルになる事もあります。

相手の時間を奪いペースと集中力を乱すので、僕は電話が嫌いです。
僕は普段から仕事の連絡は、すべてメールやチャットなど相手の仕事の邪魔にならないツールを使っています。
ただし緊急で連絡をとりたい場合は電話の方が良い場合もあるので、臨機応変に使用すればいいと思います。

電話の方が都合いいからといって相手も都合がいいとは限らないので、電話は使いどころを見極めて使用するべきです。
とにかく電話ばかりしてくる取引先は要注意です。

2、とにかく態度が横柄

とある取引先に、あからさまに「仕事を出してやっている」という態度の担当者がいました。
結果的に1年程仕事をしましたが我慢が限界に達し、その担当者にはこちらから「今後一切、取引しなくてよいです」と伝えて連絡を絶ちました。

そもそも仕事はどちらが上とか下とか関係ないはずです。
ある案件を外注に依頼しようとしている会社があったとして、その会社は案件の抱える悩みを解決したくて外注に依頼します。
抱える悩みは「納期が短い」「予算が少ない」「社内でできる人がいない」など様々だと思いますが、外注側はそれらの仕事を受けることで、発注者の悩みを解決していることになります。

仕事が終わると「助かりました」と言ってくれる取引先もいます。
間違っても「仕事を出してやっている」という態度の会社とは仕事をするべきではありません。

3、クッション言葉を使わない

例えば、「誠に申し訳ございませんが」「差し支えなければ」「ご多忙のところ申し訳ないのですが」など、主にメールでの依頼、連絡、謝罪などで使用するのがクッション言葉です。
相手に機嫌良く仕事をしてもらう事は、仕事をする上でも重要なことです。これらの言葉には相手への気遣いや敬いが込められているので、受け取った人はいい気分で仕事ができます。

しかし、これらの言葉をまったく使わない営業マンがいます。
会社の顔ともいえる営業マンが、取引先への気遣いができないことは致命的です。相手の機嫌を損ねることもあるでしょうし、依頼した仕事をしてくれない可能性もあり、間違いなく仕事に支障がでます。
そのような想像力の欠如した相手との仕事は、不愉快になるだけでなく将来的な仕事にも影響するので、早々に遠ざかった方が賢明です。

【まとめ】

1、とにかく電話してくる
2、態度が横柄
3、クッション言葉を使わない

世の中には本当にいろいろなタイプの人がいますが、僕はこのようなタイプとは仕事をしないと決めています。
しばらく仕事をしていく段階で、「こいつはやばい奴だ」と判断できたら、自分の精神がやられる前に取引を停止するべきです。
万が一このような特徴をもつ人に遭遇してしまった場合は、早々に関わりを断った方が幸せにストレスなく仕事ができると思います。

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