今日は衝撃的なニュースが飛び込んできました。
雨上がり決死隊の宮迫博之さんが、吉本興業との契約を解消したというもの。

芸能界の進退については明言されていないものの、
メディアで見る機会はしばらくないのかもしれないなと感じました。

当事者の方にとっては、「人生の転機」となる大きな出来事。
これがどういう意味を持つのかはまだ誰にも分りませんが、
ここからの生き方を大きく変える出来事になることは間違いないでしょう。

人生なにが起こるかわからない

昨日まではごく普通の日常を送っていたのに、
「人生の転機」というものは、
思いもよらないタイミングで訪れるものなのかもしれません。

ことの発端は、反社会的勢力とのつながりが明るみにでたことですが、
きっと”そのとき”は、ご本人もこんな事態になるとは
想像もしていなかったんじゃないかなぁと思うのです。

毎日の出来事のひとつひとつが、自分の未来につながっていて、
それが思わぬ形で姿を変えると思うと、
行動や言動のひとつひとつを大切にしなきゃと戒められるものでした。

もう数年前になりますが、雨上がり決死隊のお二人がメインパーソナリティを務めるトーク番組『アメトーーク!』の撮影観覧に行ったことがあります。

撮影中も、たくさんの芸人さんたちがトークで場を盛り上げていて、
その空間にいられることがとても心地よかったです。

特に印象的だったのは、カメラが回っていない撮影の合間の、
雨上がり決死隊のお二人のふるまいでした。
「宮迫ですっ」を観覧席に向けてやってくれたり、
蛍原さんも「みんなどっからきたの～？」と観覧席に話をふってくれたりと、
終始、会場の空気を作ってくださっていたことを鮮明に覚えています。

それまでは特別ファンというわけではなかったけれど、
すごく身近に感じられて、
その時を境に、好きな芸人さんに加わったことは確かです。

今回の件はとても残念に思いますが、
宮迫さんご本人も、そして蛍原さんにも、この先の道が明るくなるように、
密かに願ってやみません。

心の隙（すき）

この件で、宮迫さんをはじめ多くの芸人の方が謹慎処分を受けるなど、
とても影響が大きな出来事になっていますよね。

もちろん、ひとりひとりの人柄を知るわけではないけれど、
決して心根の悪い人たちではないと思いますし、
直接的に誰かを傷つけたりということではないです。

それでも、「ばれなければいいや」とか「このぐらいは」とか、
一度でも心の隙があらわれてしまうと、
人生が思わぬ方向にむかってしまうということなのだと思います。

自分の人生に軸をもって生きていこう

こういう話を聞くと、
「芸能界」という特殊な世界のなかだけの出来事のように感じられますが、
一般人の自分にとっても少なからず起こりうることだと思っています。

それは、社会として、人として、”大切なことを守る”ための軸を、
身につけておかなければならないなと思ったのでした。

それがどんなに小さな影響だったとしても、
自分の行動や発言が、誰にどんな影響を与えるのかを、
考えながら生きていこうと思います。

何度でも

”信頼を築くのは長い時間がかかるけど、失うのは一瞬”という言葉がありますが、
失ってしまったのなら、もう一度築いていくしかない！
そうやって人は、失敗を受け入れ、再起するものだと思います。

ここから新しい道が始まっていくのだと思いもいます。
決して平坦な道ではないかもしれないけれど、何度でも立ち上がってやり直すことはできるはず。