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【ライオン・キング】ムファサ的肉食系最強説。次世代を導くイケメンでイクメンな男。

今日は、2019年8月9日に公開したばかりの映画『ライオン・キング』を観てきました。

この作品は”超実写版”というキャッチコピーが話題になっている、超リアルなCGリメイク映画です。
最近の映画は本当に映像が美しくて、それだけで映画館に足を運ぶ価値があるなと思います。

ライオン・キングの世界が精巧に創られ、本当に動物たちの世界に飛び込んだドキュメンタリーのような感覚でした。
その分、人間の言葉を話しているのが、すごく違和感あるのですが。(笑)

(※ストーリーはアニメの通りですが、内容にふれているのでご注意ください!)


動物界No.1のイケメン・ムファサがシンバに伝えたこと

超実写版ライオン・キングのストーリーはアニメとほぼ同じで、最近実写化された『アラジン』のように実写オリジナル設定はありませんでした。

だからこそ改めて思うのは、ムファサは動物界最高で最強のイケメンだということ!

ムファサがイケメン(※精神のことです。)でイクメンだったからシンバが王になったという結論です。

王様になるには、血筋とかも大切なのでしょうけど、結局のところ誰からなにを学んだかが一番大事だと思います。

現に、兄弟として一緒に育ってきたはずのスカーは、王家の第二子もという境遇に同情の余地はあるものの、あんなにひねくれてしまったわけですから。

ムファサとシンバは、一緒にいる時間は短かったかもしれませんが、ムファサが残した父として、王としての生き様は、シンバの心に深く刻まれていました。

ムファサの教え

ムファサの教えで一番印象的だったのは、王としてのあり方や紡がれていく意思をシンバにさとすシーンです。

好奇心旺盛なシンバは、王位を狙うムファサの弟・スカーの謀略によって、ハイエナの住処(すみか)へいざなわれます。
親友のナラを連れ、行ってはいけないと言われていた場所へ足を踏み入れたとき、ハイエナたちに囲まれて絶体絶命のピンチに!

そこへムファサが現れ、2人を窮地から救い出したあと、ムファサはシンバと2人きりで、『勇気と虚勢をはることは違うのだ』とさとします。
王位はいつかムファサからシンバに受け継がれていくから、生き方に迷ったときは歴代の王たちが見守ってくれている星を見ろ、とも。

(かっこよすぎかーーーーー!!)

これはサラビ(ムファサの妻)もホレるわけです。
子供にこんな素敵な教えを伝えてくれるなんて、最高です。

人間界にムファサのようなイケメンタルでイクメンな殿方がいたら、喰われてもいいからご一緒願いたいと切に思ったシーンでした。

ムファサ的肉食系、最強説!

ここからは余談ですが、動物界で”肉食系”と言えば、まさにサバイバルの肉食系なわけですが、
恋愛市場においても、”生きるための肉食系”って最強じゃないですか?

よく「肉食系男子」と「草食系男子」と形容され、恋愛における特徴が比較されますが、映画「ライオン・キング」から学べる哲学も多くあります。(笑)

『ライオン・キング』ですから、今回は肉食系にフォーカスして、あり方の違いで人生も大きく変わると思います。
どちらもオラオラ攻めていく姿勢は同じでも、心構えひとつで将来の家庭像は大きく異なることでしょう。

ムファサ的肉食系
ムファサの思想は、”命は繋がっている。私たちは動物を食べるけれど、それは次の命に繋がっていく”ということです。
むやみに狩るのではなく、自然界のバランスを保ちながら、他の動物たちと共に生きるという精神がムファサ的肉食系です。


スカー的肉食系

一方のスカーは、自分の欲望を満たすために好きなだけ狩り尽くすのが王の権限だと言う考え方です。
自分が絶対的な存在と考え、闇に包まれた荒野だけが残った状態をスカー的肉食系と定義します。


これはおそらく人間の恋愛市場における縮図だと思います。
同じ肉食系でも、持ち合わせた精神によって、周辺環境は大きく変わることでしょう。
(伝わりますかね?笑)

シンバが王になったのはムファサの教えを踏襲したから

というわけで、本題に戻ると、残酷な運命のなかで一度は王としての生き方を諦めたシンバでしたが、偉大な父・ムファサの教えを思い出し、愛する家族のため、生まれ育った故郷のため、そして王の意思を受けつぐために、スカーと戦う決意をしたのです。

”親の背を見て子は育つ”ということわざの通り、ムファサの教えを受け継ぎ、シンバも王となったのだと思います。
やはり誰の考え方や教えを踏襲するかで、人格(ライオンですけど)や人生は形作られていくのだと思います。

結婚するならムファサのようなイケメンのイクメンがいいと思ったし、王にはなれなくても、次世代を豊かにしていける人格を身に付けたいと思った映画でした。

画像出典:https://www.disney.co.jp/movie/lionking2019.html 

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