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ロンドンの最新おススメカフェとメガネ

こんにちは、ロンドンでFrame makerをしている新井です。今回は眼鏡の話とはちょっと離れて僕が毎週通うロンドンのローカルカフェをご紹介します。ロンドンには日本でもたまに見かけるCOSTAのようなチェーン店から、地元の人が愛する個人経営のお店など本当に沢山のカフェがあります。

今回ご紹介するLodestar Coffee は2021年7月にイーストロンドンのクラプトンにオープンしたローカルカフェです。

このカフェがあるハックニーというエリアは近年若いクリエイターやデザイナーが多く住むエリアで、僕が師匠のLawrence Jenkinと活動しているワークショプもこのカフェから徒歩1分です。このワークショップについては次回のブログで詳しくご紹介します。

その日に出会ったお客さんとの間に自然と会話が始まってしまうようなアットホームな空間です。僕は毎週ここでカップチーノを注文して、Lawrenceの出勤を待っている間フレームデザインを考えます。

そしてまさにここでこのLodesの最初のスケッチを描きました。

勿論モデル名は店名のLodestarから頂戴しました。デザインのベースとなるシェイプはその昔イギリスの保険制度でも採用されていたクアドラと呼ばれるシェイプがベースです。キーホールなどの目立ったクラシック要素はありませんが、老若男女問わず自然と顔になじみ、古くからイギリスで愛され続けている伝統的なシェイプです。

テンプルエンドはロンドンの蚤市で見かけたアンティークのシルバー製バターナイフから着想を得ました。

おっと、カフェの紹介をするはずが気づけば眼鏡の紹介になってしまいましたね。ロンドンにいらした際には是非LodesをかけてLodestar Coffeeにお立ち寄りください!(笑)
最後にせっかくなので店主のBugraさんにLodesをかけてもらいました。

こちらのフレームは5月19日よりブリンクベースで開催するCUBITTSのポップアップストア限定でビスポークオーダーすることができますので是非お立ち寄りください。オーダーいただきましたフレームは僕たちFrame makerがロンドンの工房で一本一本丁寧に製作いたします。

そして5月27、28日は僕とCUBITTSの創業者Tom Broughtonが店頭でお待ちしています。眼鏡のことは勿論、イギリスやロンドンのことなど皆様と直接お話しできるこの機会を楽しみにしています!

Text: Keito Arai
2021年にBlincを退社。現在ロンドンでアイウェアブランドCUBITTSにFrame makerとして勤務しながら、デザイナーLawrence Jenkinの元でフレームデザインと製作を学ぶ。