「凡人」や「平凡な会社」こそ、意思決定の質にこだわろう

この数日間、SNSのタイムラインの皆さんが自分のキャリアを振り返って「合ってる!」とおっしゃる記事がありました。

記事

自分のキャリアの作り方。何歳までに何をやるべきか。http://blog.tinect.jp/?p=24552


リンク先記事の中で語られることの論旨は「仕事には、幾つかの節目がある。その節目は、おおまかに言うと28歳、34歳、そして40歳と50歳だ」という話で、それまでに何をすべきか?を示していました。


みなさんがあまりにも「合ってる!」と大合唱するので、私も年齢を数えて掘り返し、このネタにのっかってみました。

---28歳

ソニー子会社で戦略コンサルティング事業部という部門の事業部長しておりました。しかし、前任のベテランの部長の急逝から引き継いだあと、業績自体は伸びていたものの、自分の能力や経験の不足は自分がいちばん感じていて、自分や部下の成長を考えると、より学びのある環境をつくらねばと焦っていました。

そこで親会社に資本と事業を引き上げ、そのまますぐにリンクアンドモチベーションに事業売却の流れを七ヶ月くらいで実施という激動の年でした。今思い返しても、自分と事業の成長にとって、すごく良い意思決定でした。

---34歳

すでにインサイトフォースで起業し書籍「プラットフォームブランディング」を共著で書いてました。

能力そのものは別に34歳で急にストレッチした記憶はないのですが、書籍の存在によって信頼をしてくださる方が増えて、違うステージの仕事や依頼をいただけるようになったと思います。

---40歳
現在、私は39歳なので、もう来年ですが◯◯・・(内緒です笑)


---50歳
11年先ですが、どのような立ち位置で仕事して戦うかは、ある程度クリアになっており、その仕込みは今後10年かけてやっていこうと思います。

---

はい、無理くりなこじつけっぽいですが、この記事の年齢の節目は、自分にあてはめても、それっぽい気がします(笑)

私は、まだ何もたいしたこと出来ていないですが、業界でそれなりに生き残っている理由を振り返り、無理やり探せば・・・


1:何よりも”運が良い”こと。これ、本当です。そのときどきで、本当に良いクライアント、会社のメンバー、良き友人~先輩に恵まれました。みなさまのおかげです、本当に。

2:20代で死ぬほど働いたことと、上司急逝で事業部長となって無理やりストレッチさせられる環境だったこと。その結果、「やってみれば、たいていのことはなんとかなる」というメンタルが形成されました。正確に言えば、色々と目標に到達しない、周囲の期待には到達しないことはあるのですが、全力でトライするとかなり近づくし、能力もストレッチして、自信も身につきます。

3:自分が成長できる環境を手に入れるために、自ら能動的に絵を描き”大きな意思決定”をしてきたこと。ソニーとのJV(ジョイントベンチャー)事業の立ち上げ、その事業の親会社への引き上げと売却、その後の転職、起業など、自分から足りない課題を埋めるための大きな絵を描き、周囲に働きかけ、多少のリスクをとって意思決定してきたこと。

の3点です。

時効なので言えますが、私は勤め先の株を持たない雇われサラリーマンの事業マネジメントの時代から「自分が担う事業は、どの企業に属したほうが事業が伸びるか?より良いリソースが手に入るか?自分が成長できるか?」を考える傾向があり、「事業の売却先=事業視点でもっとも最適な企業を、常に勝手に頭の片隅でうっすら考えている」タイプでした。

それは、事業や人は、成長ステージごとに必要な刺激や能力の要件が変わっていくため、その都度、そのリソースを持つ企業や人が主導権を握ったほうが、事業や個人が伸びるという考えです。
もちろん企業や中の人が変わることで、ステージ変化に適応できれば、それに越したことはありません。また、事業にとって交換したほうが良いのは、属する企業ではなく、自分自身の存在という結論の場合もあります。

また付け加えると、私は、才能も努力も、凡人の域を脱しないと思っています。凡人だからこそ、自分を過信せず、自分を伸ばし、成果を出すためのKSFは、事業環境や市場環境の選択だと思っていて、それらを能動的に探す努力には、多くの時間とエネルギーを割いてきました。

昔から私のことを知ってる人から
『あいつ、たいしたことないくせに、なんかうまいことやりやがって』
そんな想いを感じるシーンはたまにありますし、そんなとき「そらそう思うよなぁ、自分は昔も今もたいしたことないものな」と、心の中では反発もなく、同意すらしています(苦笑)


でも、凡人だからこそ戦略を死ぬほど考えて、良い意思決定と実行を断行しつづけないと、生き残ることすらできないという現実は、誰よりも深く理解していますし、その意思決定だけは妥協せずにやってきたつもりです。

天才的な素質もない、24時間戦う体力もない、そんな多くの凡人こそ、意思決定の質を高めることが大事です。会社も個人も意思決定次第で、同じリソースでも成果は激変します。


ま、私が言うと戦略コンサルのポジショントークに聞こえるかもしれませんが、嘘偽りなき本音です。

筋の悪い意思決定のなかで24時間働くより、筋の良い意思決定で8時間働いたほうが、結果が出る。

これは、日々の一週間単位の仕事の進め方でも、10年スパンの戦略においても、かなりあてはまると思います。(もちろん、世の中を変えるスタートアップや、急成長を目指す企業や人は、筋の良い意思決定&24時間働く、、みたいなスタイルもありですが。(*労基法的にNGというお話はおいておき、ものは喩えで・・・)

常に、今この瞬間の意思決定が、未来の会社と自分を大きく変える真剣勝負であり、単なる惰性で現状追認の意思決定してはいけない。

真面目に書くとやたら意識高そうに聞こえますが、これは、凡人や、平凡な会社組織が、競争が厳しくなる一方の世界で生き抜くために一番大切にすべきことじゃなかろうかと、本気でそう思ってます。

それに、まぁ、世の中の実際は、そんなに天才もいないし、24時間働いてる風に装う人も、裏ではけっこうチョイチョイ寝てます(笑)つまり、誰にとっても意思決定の質は大事なことなのではなかろうか、と思うわけです。

あ、当初の記事からは、話がだいぶ逸れましたね。まぁ、いいか。深夜にまとめたので許してください(笑)

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一億総「社長」「復業」時代の働き方と経営術

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