けろこ

社会人になっても厨二病が治らない、虚空を見つめる商業デザイナー

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マガジン

  • とりとめのないこと

最近の記事

春なのに

内側の髪をピンク色に染めてみました。ブリーチを2日に分けて2回施して色を抜き、manic panicのホットホットピンクを塗りたくってセルフでやってみたのです。 昔から派手髪に憧れがあったのですが、バイト先が髪色に厳しかったりというつまらない理由で明るい髪色にはできず今に至っていたので、ゴールデンウィークデビューしてみたわけですがこれがなかなかしっくりこない。 色が抜けきらず黄土色っぽくなった髪にピンクを入れたので赤っぽくなってしまったことが原因かというとそうでもなさそうで、

    • 他人と交わした会話たち

      私がこよなく愛するお菓子、カントリーマアムチョコをコンビニで買ったら店員さんに、なにこれぇーはじめてみたあーって話しかけられたのでおすすめしといた。 お客さんにおススメされるっていうwwwっていう1人ツッコミをする元気な店員さんだった。 アインズでカラコンを見てたらスミマセンって声をかけられて何事かと思ったら素朴な感じの男の人が、「失礼かもしれないんですけど‥すごく見た目が好みだったので‥話しかけたんですけど‥このあと予定とかありますかっ?!」 ナンパなんて、大学生の時に

      • おなじとこ 見つけては おなじだと笑い ちがうところは 違うねと笑う

        ↑短歌です。 好きな人と、同じ部分を共有できたらとても嬉しい。生まれた季節とか、好きな映画とか、好きな音楽とか、睡眠時間とか、パスタにかけるチーズの量とか。 違う部分を見つけるのは、もっと面白い。 同じ出来事に対してでも、全然違う解釈をしていたりする。斬新すぎる視点に心揺さぶられる。これを価値観の違いと言ってもし結婚したり一緒に生活をするには仲違いの原因になるのかもしれないけれど、そんな予定はないので純粋に面白がれる幸せ。 皆んなに難しい人だと思われている人の懐に入るこ

        • 絶望を感じながらも

          生理の始まる前日に、これといったきっかけがないにも関わらずこの世の終わりかと思うくらいの絶望感に襲われるのは、また妊娠できなかったという体からの悲しみの訴えなのかもしれない。 仕事をしていて、自分にはこの仕事は本当に向いていないと思う時、少し前なら辞めようと思えたが、続けてしまった今、辞めることはできない。 辞めて他のところへ行っても、結局自分は自分のせいで苦しむのが目に見える。 自分の苦しみは誰のせいでもなく、自分のせいだということを嫌というほど感じてきた。 苦しみを減ら

        春なのに

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        • とりとめのないこと
          7本

        記事

          あしたしぬかもしれないということ

          ある朝、スマホからの聞き慣れない音で目が覚めて、画面を見ると「ミサイル発射。ミサイル発射。」の文字があった。 テレビをつけると、黒い画面に、赤い文字で、「国民保護に関する情報」と大きく出ていた。 寝ぼけた頭でも恐怖は感じられるらしく、震えながら布団にくるまった。 数分後、ふたたび聞き慣れない音がなり、スマホの画面には「ミサイル通過。ミサイル通過。」の文字があった。 北朝鮮から飛んだミサイルは、私の住む北海道の上空を通過して、太平洋へ落っこちたらしい。 布団でミサイルの爆風か

          あしたしぬかもしれないということ

          たられば考える女になってしまった。あのとき仕事辞めてたらどうなってたかなー。あのときこの会社はいってなかったらどうなったかなー。こうやって人は死んでいくのですね。そんならたられば考えるのなんてやめて、陽気に過ごしたいものですね。大切なものをきちんと大切にしたいですね。

          たられば考える女になってしまった。あのとき仕事辞めてたらどうなってたかなー。あのときこの会社はいってなかったらどうなったかなー。こうやって人は死んでいくのですね。そんならたられば考えるのなんてやめて、陽気に過ごしたいものですね。大切なものをきちんと大切にしたいですね。

          生きるのに向いていないこと

          社会人になってからというものの生きるのに向いていないという事実に打ちひしがれている。 いや、社会人になる前からそうだったが、その事実から目を背けても、誤魔化しながら生きていける環境だっただけなのだ。 私は社会で生きるのに向いていない。 社会人になって学んだこと、それは、この社会は紛れもない競争社会で、常に他者を蹴落とし邁進しなければ殺されるということだ。 資本主義社会が競争社会だということはいくらでも教えてもらう機会があった筈だけど、同時に道徳の授業なんかで、弱いものを助

          生きるのに向いていないこと

          財布を忘れたある夜に

          終バスは23時27分だからまだ大丈夫と思っていたら実は22分の間違いで、気付いた時は既に23時11分で、ここから諸々予定表など更新して日報を送ってパソコンをシャットダウンして勤務管理表に終業時刻を記入して残りの下版すべきものをまとめて……絶対に無理だ。終わった。 今日に限って財布を家に忘れてきた。会社に行く前に気づいて彼氏に千円借りたが千円では家までタクシーには乗れない。二千三百円は必要だ。 結局タクシーを呼び運ちゃんに事情を説明して家の前で停めてもらって財布を持ってきて事な

          財布を忘れたある夜に

          もう一度あなたを知りたいと思いました。 自分のことで精一杯で、ぜんぜん知らないはずのあなたのことを知った気になって、不細工な態度ばかり取りました。 真剣に、あなたを知って、世話なんて焼いてみたいと思いました。 これが愛なのかもしれないなんて、また知った気になっているのは重々承知だけども、 したごころがまごころに変わることが愛だとかいううわごとを言ってみたりしながら、 この恋がどうか、ふたりの穏やかな愛になりますように。